スノーバードへの登りでライプハイマーとヘイナオの一騎打ち!という素晴らしいクライマックスを向かえ、ライプハイマーの二連覇でツアー・オブ・ユタは幕を閉じました。ユタ出身者としての活躍が期待されていたザブさんは膝の調子が悪かったらしく、最終ステージにちょこっと逃げた以外、あまり見せ場はありませんでした(最終ステージはDNF)。
ガーミンはスーパーアシストVDVが6位、エースのダニーちゃんが2秒差で総合5位。チーム総合は2位でした。コロラド出身のダニーちゃんにとっては来週月曜日から同州で開催されるUSA Pro Cycling Challenge(こんなプロアマゴルフコンペみたいなネーミングでいいんでしょうか)が本命なので、いい脚試しにはなったのではないでしょうか。 そのほかにはニュージーランドのPure Black Racing Teamが目立ちまくり。第2ステージでポイントジャージーを獲得したRoman van Udenが積極的に逃げ、中間スプリントポイントを稼ぎまくった結果、最後まで同ジャージーをキープ。最終ステージの序盤はピュアブラックが牽いていたおかげで、ラジオシャックは登りまでアシストを温存することができたようで、ライプハイマーはピュアブラックの皆さんにビールでも送っておきましょう(あ、ユタ州じゃアルコール類は販売してないんでしたっけ...)。それにしても黒の軍団はかっこいいです。 プロローグと最終ステージを制したコロンビアの新星、セルジオ・ヘイナオの走りはアタックのキレも良く、さすがコロンビア人!と高く評価したいところ。でも彼が属するチーム、Gobernacion de Antioquia - Indeportes Antiquiaのマネジャーはサンティアゴ・ボテロ(少しウィレム・デフォーに似てません?)、チームメイトにはオスカー・セビーヤとエンリケ・グティエレズ(引退したかと思ってましたが)などOperacion Puerto関連の名前が並んでいるのを見ると、どうしても素直に喜べないのであります。コロンビア出身のヒンカピーさん一家もウェアのスポンサーとして応援しているそうですが。最終結果:http://www.cyclingnews.com/races/tour-of-utah-2-1/stage-5/results
総合トップ10
1 Levi Leipheimer (USA) Team RadioShack 15:53:12 ←二連覇
2 Sergio Luis Henao Montoya (Col) Gobernacion De Antioquia-Indeportes Antiquia 0:00:23 ←コロンビアの新星
3 Janez Brajkovic (Slo) Team RadioShack 0:00:45 ←ブライコ復帰
4 Oscar Sevilla Ribera (Spa) Gobernacion De Antioquia-Indeportes Antiquia 0:01:54 ←ベビーフェース
5 Thomas Danielson (USA) Team Garmin-Cervelo 0:03:49 ←ダニーちゃん
6 Christian Vande Velde (USA) Team Garmin-Cervelo 0:03:51 ←VDV
7 Timothy Duggan (USA) Liquigas-Cannondale 0:04:44
8 Pat McCarty (USA) Team Spidertech Powered By C10 0:05:03
9 Lucas Euser (USA) Team Spidertech Powered By C10 0:05:34
10 Jeff Louder (USA) BMC Racing Team 0:07:31
11 Francisco Mancebo Perez (Spa) Realcyclist.Com Cycling Team 0:07:55 ←マンセボ
18 Peter Stetina (USA) Team Garmin-Cervelo 0:10:47 ←ステティナ
25 Jack Bauer (NZl) Endura Racing 0:14:25 ←24
34 Benjamin King (USA) Team RadioShack 0:19:58 ←ベンキング
37 Brent Bookwalter (USA) BMC Racing Team 0:22:10 ←エヴァンスアシスト
42 Tejay Van Garderen (USA) HTC-Highroad 0:27:53 ←ティージェイ
48 Danny Pate (USA) HTC-Highroad 0:31:35 ←ペイトさん
51 Tom Zirbel (USA) Jamis-Sutter Home 0:32:55 ←でかい人
53 Danny Summerhill (USA) Team Garmin-Cervelo 0:34:00←ダニーちゃん、パート2
58 Edward King (USA) Liquigas-Cannondale 0:36:07 ←テッドキング
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