10/03/2006

青田買い

USA Cyclingが本気で若手選手の育成に挑む??

RacerMate社およびBicycling誌をパートナーに迎え、15-18歳を対象に「サイクリング・タレント・サーチ」を実施する予定。目標は2012年パリ五輪。

2006年下旬には米国3大都市の学校やGirls & Boys Clubで一般の高校生を対象にサイクリングテストを行なう。テスト方法はRacerMate製の装置を利用した屋内テスト。

優秀な成績を出した者は、2007年1月から8週間に渡るトレーニングセッションに参加。トレーニングもテスト同様、屋内トレーナーを利用したものとなる(こんな感じ。Tannenbaumさんのところで丁度自転車発電のお話を読んだばかりなので、なんだかもったいない気がします)。セッション最後のテストは2007年ジュニア全国選手権TTレース、最後20kmのシミュレーション。トップ12名は3月にコロラドスプリングスで行なわれる5日間のトレーニングキャンプに招待される。

キャンプ終了後もコーチにつき、2007年ジュニア全国選手権に向けたトレーニングを続行。8週間のトレーニングセッションに参加してきたその他のサイクリストも2008年に再度テストを受ける資格が与えられるだけでなく、MultiRider施設を利用したり、トップレベルのアドバイスを得ることができる。

感想:
「タレントサーチ」の範囲を一般の子供達にも広げようと考えてくれた人に拍手。しかし、15-18歳となるとスポーツ得意な子供達は既に他のスポーツで忙しいかもしれないし、どれ程興味を示してくれるものか。それとも、フットボールやバスケットボールじゃ競争率が高いよ~、サイクリングの方がオリンピックにいける確立は高いかもしれないよ、なんて手で口説いてみるのか。もう少し低めの年齢も狙ってみたらどうかしら…。BMXなら5-6歳からレースに参加させてもらえるようなので、その辺りをうろつきながら「ロードもいいよ~」と勧誘してみるとか。

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フォナックに在籍していたパトリック・マカーティ選手はTIAA-CREFに移籍。ヨーロッパではないけれど、行き先が決まったようでよかった。今年のUSPRO選手権で活躍していたダニー・ペイトと共にリーダーを務めるそう。

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TV観戦はできるのですが、あまり興味のなかったTour of Faso。日本チームがでていたのですね(今更…)。今年から観ます。

世界戦にも出場していたBurkina Fasoはこんな国:ウィキペディア

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ベッティーニのお兄さん、サウロ・ベッティーニ氏が自動車事故で死亡。弟の勝利祝いの計画も立てておられたそうです。ご冥福をお祈りします。

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