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9/21/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 21































TLがファラー一色!ああ、幸せ。

カヴさんはスポークが折れて云々、と二位になった言い訳がいつものごとくあるようですが、それが勝負ってものですよ~(アンディに聞いてご覧なさい)。ポイント賞取れたんだから、ステージ優勝ぐらい分けてくださいね。

ポイント賞:
1 Mark Cavendish (GBr) Team HTC-Columbia 156 pts
2 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 149

それからヴァンデヴェエルデが完走できただけでなく、最終日も集団鬼引きして活躍していたのも嬉しい限り。神様、ありがとう~~。

総合:
9. Thomas Danielson Team Garmin - Transitions 06:18
27. Thomas Peterson Team Garmin - Transitions 38:04
35. Tejay Van Garderen Team HTC - Columbia 56:06
59. Christian Vande Velde Team Garmin - Transitions 52:49
109. David Millar Team Garmin - Transitions 07:54
142. Tyler Farrar Team Garmin - Transitions 54:20
143. Matthew Wilson Team Garmin - Transitions 54:50
152. Michel Kreder Team Garmin - Transitions 06:47

その他:
  • ダニーちゃんは最後のひと踏ん張りが利かずに9位に転落してしまったけれども、目標通りのトップ10は上出来。スーパーアシストが付いていましたからね。
  • ヴァン・ガーデレンは初グランツールで35位。ますます期待がかかります。
  • 今ならUniversal Sportsでブエルタがオンディマンドで全部見れるのか(米国限定)。最後の山岳ステージ見たいしねえ、ザブとかVDVとか結構写ってたステージもあることだし、$9.99ならと思いつつもそんな時間ないし...。

9/18/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 20

完全に見逃しましたが、聞くところによるとこれまた素晴らしいステージだったようで...。悔しいので最後2.5kmの動画置いておきます。

動画:Sporza via steephill.tv


これまた冷静なヴォータース監督のお言葉:「モスケラの立ち漕ぎは信じられないほど効率的だ。非常にユニークなスタイルだ。」モスケラは買いですかね、監督?ペイト、コーザも解放されたのでしょ

ステージ結果
1 Ezequiel Mosquera (Spa) Xacobeo Galicia 4:45:28
2 Vincenzo Nibali (Ita) Liquigas-Doimo 0:00:01
3 Joaquin Rodriguez (Spa) Team Katusha 0:00:23
4 Frank Schleck (Lux) Team Saxo Bank 0:00:35
5 Xavier Tondo (Spa) Cervélo Test Team 0:00:39
6 Nicolas Roche (Irl) Ag2R-La Mondiale 0:00:42
7 Mikel Nieve (Spa) Euskaltel-Euskadi 0:00:50
8 Peter Velits (Svk) Team HTC-Columbia 0:00:52
9 Christophe Le Mevel (Fra) FDJ 0:00:55
10 Remy Di Gregorio (Fra) FDJ 0:01:00
11 Carlos Sastre (Spa) Cervélo Test Team 0:01:27
12 Oscar Pujol (Spa) Cervélo Test Team 0:01:30
13 Hubert Dupont (Fra) Ag2R-La Mondiale 0:01:33
14 Josep Jufre (Spa) Astana 0:01:34
15 Roman Kreuziger (Cze) Liquigas-Doimo
16 Luis-Leon Sanchez (Spa) Caisse d’Epargne
17 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:46←どうも本調子ではなかったよう。
31 Christian Vande Velde Team Garmin - Transitions 04:12
41 Thomas Peterson Team Garmin - Transitions 05:35
63 Tejay Van Garderen Team HTC - Columbia 10:57←最終日ですよ~~
110 David Millar Team Garmin - Transitions 24:08
115 Matthew Wilson Team Garmin - Transitions 26:04
134 Tyler Farrar Team Garmin - Transitions 30:00←明日こそ!
150 Michel Kreder Team Garmin - Transitions 30:06

総合:
1 Vincenzo Nibali (Ita) Liquigas-Doimo 85:16:05
2 Ezequiel Mosquera (Spa) Xacobeo Galicia 0:00:41
3 Peter Velits (Svk) Team HTC-Columbia 0:03:02
4 Joaquin Rodriguez (Spa) Team Katusha 0:04:20
5 Frank Schleck (Lux) Team Saxo Bank 0:04:43
6 Xavier Tondo (Spa) Cervélo Test Team 0:04:52
7 Nicolas Roche (Irl) Ag2R-La Mondiale 0:05:03
8 Carlos Sastre (Spa) Cervélo Test Team 0:06:06
9 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:06:09←トップ10入り、おめでとう!

2010 Vuelta a Espana - Stage 19

ザブは帰っちゃったし、明日のUSPROチャンピオンシップが気になって注意散漫なブエルタ観戦。サーヴェロとの合併の話でも、タイラーはすっかり集団スプリント専門ということになっていましたが、クラシックもいけるはずなんですよね。おかげでポイント賞の差が一気に縮まりました。

ポイント賞:
1 Mark Cavendish (GBr) Team HTC-Columbia 136 pts
2 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 124

ステージ結果:
2. Tyler Farrar Team Garmin - Transitions
40. Thomas Peterson Team Garmin - Transitions 00:15
51. Thomas Danielson Team Garmin - Transitions 00:15
98. David Millar Team Garmin - Transitions 00:59
104. Michel Kreder Team Garmin - Transitions 01:16
105. Tejay Van Garderen Team HTC - Columbia 01:16 ←あと二日の辛抱!
106. Christian Vande Velde Team Garmin - Transitions 01:31
111. Matthew Wilson Team Garmin - Transitions 02:13

総合:
8. Thomas Danielson Team Garmin - Transitions 04:12
27. Thomas Peterson Team Garmin - Transitions 32:16
32. Tejay Van Garderen Team HTC - Columbia 43:20
64. Christian Vande Velde Team Garmin - Transitions 1:47:32
110. David Millar Team Garmin - Transitions 2:42:41
143. Tyler Farrar Team Garmin - Transitions 3:24:31
146. Matthew Wilson Team Garmin - Transitions 3:26:23
153. Michel Kreder Team Garmin - Transitions 3:36:28

9/16/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 18

プロトン最速のスプリンターがカヴなら、二位は誰?という投票ページがCNのフォーラムに。現在ファラーがグライペルとペタッキを押さえて1位に輝いていますが、ここで1位になっても...(苦笑)。どうしても位置取りが難しいようで、今日のスプリントでは4位。ファラーもレンショー、ゴスのように強力な発射台がいれば勝てるんでは...なんて単純に考えてはいけないのだろうけど。ポイント賞は現在カヴが136点、ファラーが二位の104点。

一方、HTC総合期待の星、ヴァンガーデレンは「向かい風のバカヤロー」「おなかが痛いよう」とかなり苦しんでいたようで、今日は151位。あと3日の辛抱ですよ、頑張れ~。

動画:最後5km (Sporza via steephill.tv)

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それはともかく、奥さん:

DNS David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions

世界選の準備にお帰りになられました...。「TTでは星条旗スーツでの最後のレースとして、いい結果を残したかった。4年間このジャージーを着れたことを光栄に思っている。」ということで、USPROナショナルチャンピオンシップの出場は予想通りありません。

キャプテン・アメリカが見納めなんて...星条旗スーツは誰の手に?(フィニーだったら素直に喜べなさそう。)

今のアーガイルも好きだけど、一番好きだったのはこれ。腕の内側に「These colors don't run」って小さく入っているのが格好良かった。
















































































あ、今ひらめいた。星条旗スーツを防衛しない理由というのは、来季アルカンシエルを着るのに、ナショナルチャンピオンごときに満足していたのでは自分を高めることができないと自覚したからに違いありませんよ。うん、きっとそうだ。

2010 Vuelta a Espana - Stage 17

当然のごとく、カンチェがステージ優勝をかっさらっていくものだと思っていたら、あらら、風の向きが変わって、コロンビアの双子の片割れが優勝してしまったのですね。ダニーちゃんはシューカバーのチャックが思うように閉じず、まるでパラシュートだったのが思うように走れなかった原因の一つであったそうですが、総合7位は守りました。現在シュレック(4位)の差はわずか11秒。土曜日のBola del Mundoでは勝負にでないとね。

ところで、Velits双子の苗字、どのストリーミングでもヴェリッツ(ヴェにアクセントを置く。Universal Sportsではヴェリーツと後ろにアクセントを置いている感じ)と言っているようにしか聞こえないのですが、ベリトスという日本語表記はいったいどうしてあのようになったのでしょうか?

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今年の米国プロナショナルチャンピオンシップが土曜日に迫っていますが、ザブはやはりブエルタに残るそうです。しかし、キャプテンアメリカのジャージー、来年は見られないのか...と悲しんでいたところに嬉しいニュース。なんと、2011年のナショナルチャンピオンシップは、ツアー・オブ・カリフォルニア直後のメモリアル・デー・ウィークエンドに変更されるそうです!!(大拍手)ということは、とりあえず8ヶ月ほど誰かに貸しておいて、5月末に取り戻せばツールでまた星条旗スーツ姿のザブが見れるということですね~。




















鬼畜顔マジヅラ。






































ステージ結果(←はスタート順位。いつごろ風の向きが変わったのかな?):
1 Peter Velits (Svk) Team HTC-Columbia 0:52:43 ←157
2 Denis Menchov (Rus) Rabobank 0:00:12 ←121
3 Fabian Cancellara (Swi) Team Saxo Bank 0:00:37 ←14
4 Gustav Larsson (Swe) Team Saxo Bank 0:00:50 ←142
5 Luis-Leon Sanchez (Spa) Caisse d’Epargne 0:01:03 ←151
6 Leif Hoste (Bel) Omega Pharma-Lotto 0:01:07 ←34
7 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 0:01:10 ←23
10 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 0:01:27 ←51 (楕円ギアの人
14 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:53 ←156
34 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:03:19 ←96 (同じく楕円ギアの人
41 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:03:41 ←135
94 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 0:05:53 ←16
99 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:05:58 ←133まだまだ青いですね
151 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 0:08:18 ←11
159 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 0:09:55 ←18

総合:
1 Vincenzo Nibali (Ita) Liquigas-Doimo 71:19:49
2 Ezequiel Mosquera (Spa) Xacobeo Galicia 0:00:39
3 Peter Velits (Svk) Team HTC-Columbia 0:02:00
4 Frank Schleck (Lux) Team Saxo Bank 0:03:44
5 Joaquin Rodriguez (Spa) Team Katusha 0:03:45
6 Xavier Tondo (Spa) Cervélo Test Team
7 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:03:55
28 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:31:59
30 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:38:40
65 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 1:44:48
111 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 2:39:25
135 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 3:12:26
145 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 3:21:39
150 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 3:24:50
153 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 3:27:46

9/13/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 16

山頂ゴールの山岳ステージ、生き生きとしたチームの活躍を堪能いたしました。ヴァンデヴェルデも「このレースは最高!今、ここいにいるチームにもとても満足している。おかげで急速に進歩を遂げながら、チームメイトが成功を収める手助けもできている。ここにいれること、調子を取り戻せたこと、そして楽しめていることがとても幸せだ。」と絶好調で何より。

ステージ結果:ゴールしたときのピーターソンの顔つきがなんだかダニーちゃんにそっくりだと、Eurosports英語放送の実況者も思っていたようです。一瞬二人が摩り替わったのかと...。

11 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:02:07
16 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions
38 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:11:42
100 David Millar (GBr) Garmin-Transitions
110 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions
115 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions
141 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions
157 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions

総合:ダニーちゃんが7位に!ティージェイは30位に転落。まだ若いからねえ。
7 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:04:29
28 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:30:45
30 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:35:09
67 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 1:43:56
112 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 2:40:15
140 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 3:13:43
146 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 3:17:22
147 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 3:18:13
152 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 3:21:55

動画:最後5km (Sporza via steephill.tv)

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ザブちゃんアップデート:第14ステージ
  • 最初のアタック合戦が収まってから、二人でこっそり逃げ計画を実施。集団の中にはこうした不意打ちをけしからんと思う選手もいるらしく、VdVがなだめ役を買ったそう。逃げるなら堂々と逃げろ、ということなのでしょうかね。
  • ザブの十八番、こっそりアタックの詳細は最近United Healthcare行きが決定したクリスチャン・マイヤーのブログに記述が。
  • 「この方法を伝授しようと何年試みたことか...」とこぼすザブの攻撃法は2008年パリ・ツールでも披露。まず逃げが確定してからアタックを開始。といってもザブ師匠曰く、「集団は動物なようなものだから、とっさな動きには敏感に反応する」ので、マイヤーが「こんなに遅いアタックは見たことが無い」というほどゆっくり、つまり集団よりほんの時速1-2キロ程度のスピードで走り、集団を安心させながら十分な間隔をあけた時点で、(おそらく座ったまま)全速力で漕ぐというもの。
  • 第14ステージのザブワールド炸裂エピソード:ミラーとテルプストラが行ってしまった後、集団が通過するのをドライブウェイに隠れて待っていた。集団の中には最後まで自分が捕まったことを知らなかったやつもい たらしい(って、捕まってないんだから当たり前です)。でも隠れていたところを目撃したというジルベールは笑ってた。←作り話もいい加減に、と言いたいと ころだけど、ジルベールも登場するし...。真実だとしたら、レース史上こんなことする選手、初めてじゃないですか?沿道に隠れるドライブウェイなんてあったっけ?
第15ステージ
  • ハスホフトとおしゃべり。お互い相性がよさそうな気がするので、ルームメイトになるということで合意があった模様。(トールさん、ザブの噂は聞いていないのですね。)それから「11月に合宿ってあるの?」という問いに、ピンク・フロイドのチケットを購入してしまったので、ないといいなあ、とザブ。確かにピンク・フロイドは捨てがたいかも。

9/12/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 15

く~~~っ。どうして見れない日に限ってクリスチャンがアタックしまくるかなあ。悔しいので画像貼っとく。




















「スティーヴィーのために走る」とブエルタスタートで張り切っていたダニーちゃんですが、今日のフィニッシュ後も「ステファニー(奥さん)とスティーヴィー(息子)に久しぶりに会えたのが嬉しかった」とコメント。子供のために奮闘するパパ、なんと美しい家族愛。これまでダニーちゃんに欠けていたのは、こうした動機付けだったのかしら。

明日もまた険しい山がいくつか連なってますよ。

動画:最後5km (Sporza via steephill.tv)
霧の立ち込めるコヴァドンガ、いい雰囲気です。ツールもそうだったけど、主催者の皆さん、ステージを盛り上げるのは霧ですよ、霧!

ステージ結果:
11 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:02:45
18 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:03:41
52 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions
61 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions
119 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions
130 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions
132 David Millar (GBr) Garmin-Transitions
139 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions
146 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions

総合:
8 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:03:48
11 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:06:05
37 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:28:49
82 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 1:33:40
112 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 2:11:07
139 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 2:38:43
146 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 2:42:22
147 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 2:43:13
152 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 2:46:55

トム・ピーターソンの名前を見るたび、この方のように発音したい衝動に駆られます。

2010 Vuelta a Espana - Stage 14

ガーミン・サンドイッチ、なんて妄想を掻き立てられる素敵な映像が流れていたようですが、このなんともドラマチックなステージ、完全に見逃しました(涙)。

動画:最後5km その1その2 (Sporza via steephill.tv)

こんな悲惨な状態でリーダージャージーを手放すシーンを見たのは、2004年のザブ以来です。とことん落ち込んでしまいそうな悪夢のような状況ですが、チームカーに乗り込んだら本人は水を飲み、髪の毛のツンツン状態を気にして、カメラに向かってサムズアップをするなど、精神状態は良好だった?戦闘モードがスイッチオフになったのか、なんだか普通の若い兄ちゃんに見えたのが不思議。それにしてもクラッシュ直後、呆然とどこに居るかも分からない状態で、本能的に自転車にまたがろうとしていたなんて、怖いほどのプロ意識。ところで、アントンのニックネームって、初めて乗った自転車に由来する「フジ」なんですって

総合:ダニーちゃん、ようやくトップ10入り!
8 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:03:29
14 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:04:50
35 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:21:31
89 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 1:23:52
112 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 1:50:35
141 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 2:18:11
148 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 2:21:50
149 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 2:22:41
156 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 2:26:23

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ご自宅から観戦中のヴォータース監督のあくまでも客観的で冷静なコメント:
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明日は例のとびっきり素敵なプロフィールのステージですね。

2010 Vuelta a Espana - Stage 13

エアロヘルメット&オレンジスカート(?)姿のTTT応援団をえらい気に入ってしまいました。












昨日は元気に前方で引いてくれた!と喜ぶのもつかの間、ディーンさんがとうとうお帰りになりました(涙)。ファラーは追い上げるスピードは結構あるのに、どうも右折コーナーのあたりでのポジショニングがイマイチで惜しいなあ。TTTかと見間違うほどチームが引きまくっていたのに、もったいない...。

カヴのバニーホップに対抗して、ファラーさんが余裕で勝利した場合は、ウィーリーでゴールして欲しいところですが、お医者さんちのお坊ちゃまだから、そんなことは冗談でもしないんだろうなあ。

動画:最後5km (Sporza via steephill.tv)

ステージ結果:皆さん疲れきってます
6 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions
56 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions
112 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions
143 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 0:00:52
144 David Millar (GBr) Garmin-Transitions
165 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 0:02:54
166 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:02:55
172 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions

DNS Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions
DNF Hayden Roulston (NZl) Team HTC-Columbia←ティージェイのルームメイト。残された子は一人部屋はさみしーよーとつぶやいてます。代わりに駆けつけてあげよーか(おい)。

ポイント賞:現在21点差
1 Mark Cavendish (GBr) Team HTC-Columbia 111 pts
2 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 90

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ザブちゃんアップデート
  • 第12ステージでは横風が吹く予定だったので、チャンスがあれば集団を分離させようとチーム全体が集団の前方で引いた(でも思うような方向に吹かなかったようです)。先頭は秘密兵器のトム・ピーターソン。練習中も相手にとって苦しいペースで走り続けるのが大好きなやつ。
  • 第13ステージではお得意のグリーン・ホーネットアタックを披露。つまり、ニュートラルカーの後ろに密着しておいて、スタート時の車の加速に合わせて自分も座ったまま加速するという方法。でもすぐにその他の選手がアタックを開始して、45分ほどはアタック合戦が繰り広げられた。
  • ダヴィンチコードが世界選に向けて禁欲中とかいう記事を読んだけど、これでクラブからの永久追放は決定!

9/09/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 12

あの最後の右折、危なっかしいなあと思いながら見ていたのですが、案の定、あそこでクイックステップのStauffが落車しそうになり、後ろについていたファラーは思うようなスプリントができなかったそう。動画を見直しましたが、おそらくちょうどフレームから外れたところでクロースアップでは確認できず、ヘリ映像は遠くて分かりませんでしたよ。

動画:最後5km (Sporza via steephill.tv)

カヴはゴスにステージ優勝を譲ることも考えていたそうですが、ゴスに「行け!行け」と言われた上に集団が迫っていたので、そのままゴールを目指したと。ゴスがダブルガッツポーズをしているうちに二位にファラーが滑り込んだのは「プロのリードアウトとしては失格。自分も二位でゴールインして、ファラーからポイントを奪うべきだった」(←ええと、ソース必死に探してますので、後で追記する予定です...)という声もあるようですが、9点差もついてるしねえ。

ゴールポイント:
1 Mark Cavendish (GBr) Team HTC-Columbia 25 pts
2 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 20
3 Matthew Goss (Aus) Team HTC-Columbia 16

ポイント賞:
1 Mark Cavendish (GBr) Team HTC-Columbia 85 pts
2 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 76

画像あれこれ:

2010 Vuelta a Espana - Stage 11

動画:最後5km (Sporza via steephill.tv)

「oooooo、la la la la la la la...」と実況アナウンサーも驚くアントンのロケットアタック(4:29あたり)、お見事。残り1kmで難なくモスケラを引き離したのも凄かった~。

ところで、Tannenbaumさんはアントン勝利を予知されていたようで...(←ちょっと違う)。それにしてもあの阿波踊りゴール、もっと最近見たような気がしたけど、もう4年も経っていたのね

デスクトップなら大丈夫なストリーミングもラップトップだとプロセッサーが遅いのと電波が弱いので紙芝居状態になってしまうのですが、凍結するたびに後ろとか横を向いているヴァンデヴェルデが写っていたので、いかにダニーちゃんを気にかけて振り返っていたのかがよく分かりました。スーパーアシストの素晴らしい働きのおかげでダニーちゃんは、アントンと41秒差でゴール。

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ステージ結果:
12 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:00:41
29 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:02:04
61 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:06:49
63 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions
87 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 0:10:46
93 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 0:13:19
126 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 0:19:14
166 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 0:20:56
171 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions

総合:
12 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:02:53 ←トップ10目指せ!
15 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:03:27 ←ちょっと遅れた
39 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:19:40
97 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 1:12:14
130 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 1:43:05
141 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 1:53:39
149 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 1:58:43
155 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 2:01:38
163 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 2:08:40
176 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 2:34:37

ポイント:
1 Igor Anton (Spa) Euskaltel-Euskadi 75 pts
2 Philippe Gilbert (Bel) Omega Pharma-Lotto 61
3 Mark Cavendish (GBr) Team HTC-Columbia 60
4 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 56 ←中間スプリントで一点稼いだ

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ザブちゃんアップデート:
  • 私の見る限りピーターソンの言っていた様なハリポタ風の景色は見当たりませんでしたが、自称「根っからの自然派ボーイ」で、山登り大好きのザブは「空気が涼しく澄んでいた」と快調だったようです。
  • ここ数日間はホテルにインターネット設備が無かったため、ブログも更新できず。この前ホテルではフロントにインターネットの有無について問い合わせたところ、「ありません」とあっさりと断られたので、衝動的に「今、何年だっけ」とたずねてしまった。
  • ポッツァート(ニックネーム:ダヴィンチコード)の「俺の髭の方がハンサム」発言に対しては、「髭を生やすってのは、特殊なクラブに属するようなもの。ハーレーに乗っている人たちが通り過ぎる時にお互いちょっと会釈するような。ダヴィンチコードは下手したらクラブから永久追放だね。」
  • 若手を可愛がるザブ。レース前は初グランツール出場のミシェル・クレーデルとヴィラージに遊びにいっているそう。二人で何しているんだか、興味津々。

9/07/2010

2010 Vuelta a Espana: Stage 10

レースとは関係ないサクソの話題が騒がしくて結果忘れちゃいそうになりましたが、スペイン人にしてはあっさり系ハンサム(でも眉繋がってるのはスペイン人の証)のイマノル・エルビティ君がRat Penatの登りではなく、下りでアタック、逃げ切りで優勝したのでした。

中間スプリントではファラーがカヴに二点差を付けられてしまい、現在3位。
1 Mark Cavendish (GBr) Team HTC-Columbia 60 pts
2 Philippe Gilbert (Bel) Omega Pharma-Lotto 57
3 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 55

逃げ集団がなかなか容認されず、ザブはあの手この手で逃げを試みていたようですが、結局逃げには乗れませんでした

ステージ結果
42 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions
83 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions
107 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:13:15
143 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 0:16:38
147 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions
148 David Millar (GBr) Garmin-Transitions
157 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions
158 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions
164 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions

DNF Yoann Offredo (Fra) FDJ
DNS Stuart O'Grady (Aus) Team Saxo Bank
DNS Andy Schleck (Lux) Team Saxo Bank

オージーですからねえ、喧嘩に巻き込まれずに無事ホテルに戻ってきただけで感謝するべきかも?そしてアンディは先輩を断れなかったとか。でもやっぱり移籍する二人に対するリース監督の逆襲だとしか考えられません。もしかして真相はこうかも

総合:
11 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia
15 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:54
45 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:17:18
105 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 1:05:07
135 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 1:32:01
146 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 1:37:29
157 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 1:42:08
161 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 1:46:32
164 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 1:47:26
178 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 2:21:00

ダニーちゃん、まだ頑張ってます。彼のポーランドでの10位入賞によってUCIポイントが加算され、世界選の米国代表枠が9人に増えましたセイヤーズ監督はファラーで勝負にでると予想されていますが、サポート役の人選が楽しみです。

タラゴーナでの休養日はとてもよかった。体調も取り戻しつつあるし、ここに来れてとても幸せ。オーストラリア行きを調査中。」とVdVはつぶやいていますが、世界選、期待していいんでしょうか。

9/05/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 9

明日は休養日ですねー。選手の皆さん、ツイッター、ブログの更新頼みますよ。

ハイライトと最後5kmしか見ていないので、順位だけ記録しておきます。

動画:残り5km (Sporza via steepill.tv)

ステージ結果:
24 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:07:02
33 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:07:12
34 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions
62 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:07:53
127 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 0:19:32
145 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 0:26:08
153 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions
162 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions
171 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions
177 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions
DNF Freddy Bichot (Fra) BBOX Bouygues Telecom
DNF Pierre Rolland (Fra) BBOX Bouygues Telecom
DNF Alessandro Petacchi (Ita) Lampre-Farnese Vini
DNF Mickael Delage (Fra) Omega Pharma-Lotto

総合:
11 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia ←また一つ下がりました
14 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:52 ←二つ下がった
29 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:05:17
104 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:56:06
135 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 1:16:59
144 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 1:22:27
160 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 1:27:10
164 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 1:31:30
166 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 1:32:24
181 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 2:05:58

包帯の面積が着実に減っているディーン
ピーターソンと一緒にダニーちゃんのお供を務めたVdV
髪の毛も伸び放題のザブ

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本日のステージではダニーちゃんと一緒にゴール、総合も29位にいるグランツール初出場のトム・ピーターソンについてちょいと調べてみました。

ウィキペディア:Thomas Peterson
Velobios:Tom Peterson
チーム公式:Tom Peterson
本人ブログ:Life On Two Wheels

誕生日:December 24, 1986 ←誕生日兼クリスマスプレゼントに自転車貰ったことありそう
出身地:ワシントン州ノースベンド
身長:180 cm 体重:63.5 kg
プロ入り:2006年
ホビー:スキー、ハイキング、政治、投資(←ん?)

やはりクライマーですからKOMでの入賞が多く、総合もヤング・ライダー部ではいいセンいってます:

2009
1st KOM Jayco Herald Sun Tour
1st Stage #2 Amgen Tour of California

2008
1st Best Young Rider Vuelta a Chihuahua Internacional
2nd Best Young Rider Competition Amgen Tour of California

2007
1st Stage #3 Tour of the Gila
3rd KOM Competition Tour of California

2006
1st Best Young Rider Competition Tour of California

2004
1st U.S. Junior National Road Race Championship


ブログは3月以来滞っているようですが、2006年から書き込んでいるようなので興味のある方はぜひどうぞ。スタイル的には意識の流れ的というか...うーん、ちょっと私には読み通す辛抱強さがありませんでした。ごめんね、トム。

あ、それからアンドーラゴールの第11ステージは雰囲気が魔法のようで楽しみなそうです。まるでホグウォーツなのだとか

9/04/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 8

ダニーちゃん、よく頑張りました。最後の登りの麓までお供したのはピーターソンとザブ。クライマーのピーターソンはいい感じですなあ。

ステージ結果:
13 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:02:00
21 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia
32 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions
96 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 0:09:42
111 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions
130 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions
134 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 0:17:25
144 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions
168 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions
170 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions
DNS Thomas Löfkvist (Swe) Team Sky ←涙
DNS Kjell Carlström (Fin) Team Sky ←涙
DNS Simon Gerrans (Aus) Team Sky ←涙
DNS Peter Kennaugh (GBr) Team Sky ←涙
DNS Lars-Petter Nordhaug (Nor) Team Sky ←涙
DNS Ian Stannard (GBr) Team Sky ←涙
DNF Branislau Samoilau (Blr) Quick Step

総合は結構入れ替わりがあり、ティージェイが10位に落ち、ダニーちゃんはほんの少しですが、上昇しました。

10 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia
12 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:42
28 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:05:29
121 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:55:15
140 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 1:03:21
144 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 1:04:29
153 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 1:08:04
163 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 1:12:24
166 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 1:13:18
185 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 1:46:52

動画:残り6km 第一部第二部 (sporza via steephill.tv)

私の見る限り、アーガイルは殆ど写ってませんでした。ゴール後の集団にオレンジのヘルメットが見えたくらい(おそらくダニーちゃん)。写真も少ないのですが、ようやく見つけたダニーちゃんの百姓焼けと、今世紀最高のひげっ面の走りをスペインに披露してくれた我らがヒーローこと、ザブの働く姿の二枚を置いておきます。

9/03/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 7

9分ものタイム差を縮めるべく、一日中働きづめだったザブ&VdVの姿を堪能でき、大満足。スプリントが始まった時点でタイラーは結構いい位置につけているように見えましたが、カチューシャをよけようと左に寄ってきたアエドに前を塞がれて5位。

ちなみに、ザブ、VdV、ミラーが着ていたお仕事用ジャージーはスキンスーツではなく(←上腕がむき出しに見えるやつ)、エアロジャージーでした(←肩がオレンジのピカピカ)。ザブは気に入っていてよく着てるけど(まあ自分用に開発されたようなものだから)、「お仕事ですよー」の声がかからない場合は、普通の半袖ジャージーの選手も(←全体的にマットな素材)。

動画:最後5km (Sporza via steephill.tv)

総合:
6 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:00:29
16 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:21
34 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:03:59
122 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:41:08
132 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 0:44:09
144 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 0:48:43
145 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 0:48:52
182 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 0:59:11
187 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 1:04:21
192 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 1:27:40

ポイント賞:
1 Mark Cavendish (GBr) Team HTC-Columbia 56 pts
2 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 53 ←3点差!!!
3 Alessandro Petacchi (Ita) Lampre-Farnese Vini 51
4 Philippe Gilbert (Bel) Omega Pharma-Lotto 50
5 Igor Anton (Spa) Euskaltel-Euskadi 41

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フィニヨンの葬儀が行われている間にも、またあまりにも悲しいニュースが。チームスカイのマッサー、チェマ・ゴンザレス氏の急死とチームの撤退には本当にショックでした。ブレイルスフォード氏の言う通り、「体調不良に苦しむ選手や他のスタッフをケアする必要がある」のは当然。一刻も早く心身共に健康を取り戻せることを祈っています。

ゴンザレス氏の死因は細菌感染による敗血症であることが明らかにされている一方、チームも体調不良は食中毒が疑われているそうですが、原因はまだ解明されていないのが不安でたまりません。ザブやVdV、アイゼルなど他のチームの選手にも似たような症状が出ていたので、これ以上状況が悪化しなければいいのですが。レースって、よく潔癖症なザブが選手としてやってられるな、と思うほど衛生とか清潔さとかとは程遠い世界なので。

ゴンザレス氏のご冥福を祈ります。合掌。

9/02/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 6

昨日今日で来期ガーミンのスプリンターお二人が見せ付けてくれてます。グリーンジャージーおよびクラシックス部隊長、ハスホフトが一緒に山を越えてきたベンナーティを押さえて優勝。本来なら山も登れるはずのタイラーは下降中にあいにくのパンクで最終スプリントには参加できず

動画:登りとフィニッシュ(Sporza via steephill.tv)

総合:
6 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:00:29
16 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:21
34 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:03:59
119 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:39:32
133 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 0:44:09
146 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 0:47:45
149 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 0:48:52
182 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 0:58:13
188 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 1:02:45
193 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 1:26:04

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ザブ第6ステージの日記より


最下位でゴールした第4ステージは相当体調を崩していたようで、3級の登りで失神しそうになっただけでなく、喉をふくめ全身の筋肉が痙攣状態に。「千切れてからは痙攣をおさめるので精一杯だったけど、ようやく落ち着きを取り戻し、タイム制限以内に走りきる意欲がでてきた。最後の登りにさしかかったところで、後ろから追い上げてきたジュリアンとスカイの選手と一緒になり、3人でフィニッシュした。」

本人は熱中症なのか、チームスカイと同じウィルスに侵されたのかはっきりしないけど、といっていますが、とにかく回復に向かっているようで安心。アイゼルはウィルスで世界選出場も危ういそうですし、寄生虫飼ってたダニーちゃんのこともあるし、長引かないといいなあ。

今日のレースは2004年ブエルタの第11ステージ、162kmの逃げを決めたCarvaca de le Cruzからスタート。あのときの十字架トロフィーは盗難にあったまま手元に戻ってきていないそうですが、今日、スタート前につけてもらった小さな金色の十字架(Cruz)が代わりになるかな、とポツリ。


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第2ステージも同様につらかったらしいです。グランツール初出場のヴァンガーデレンいわく、「第二ステージのスタートを楽しみにしていた。でもスタート後はあまりの暑さで、皆が正気ではなかった。普通のレースなら、逃げが安定したらいちおうリラックスしたり、飲み食いしたり、用を足したり、おしゃべりができる。でも今日は誰も社交的じゃなかった。話しかけようとしてもうなり声か喘鳴しか返事がない。デイヴ・ザブリスキーにも挨拶にいったけど、『おまえの顔が見れてうれしいけど、今息ができないから黙っといて』とストレートにいわれてしまった。」

あはは。新人、余裕ありすぎ。

9/01/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 5

ファラー、優勝おめでとう!残り10kmから2kmまでファラーを引いてくれたマシュー・ウィルソンもグッジョブ!コロンビア・トレインの車掌さん、アイゼルが帰っちゃったカヴはリードアウトのマット・ゴスをメカトラで失った結果、一人飛び出したのが速すぎ、ゴール前200mで力尽きる。そこまで彼の背後につけていたファラーは、横に飛び出し二度もチラ見されながら圧倒的な加速力を見せ付けてゴール。完璧でしたよ!

ところで、ハスホフトは全くスプリントに参加してませんでしたが、どうしたんでしょうか。

第5ステージ:最後5キロ動画(Eurosport via steephill.tv)

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華氏100度を超える毎日。チームによっては一日200本、通常の3倍ものボトルが使われているなんて、それを運ばされる選手は大変ですなあ。VdV、お疲れ様。(ボトルに関するソースはこちらの動画。VdVのインタビューもあり。4:10から。)

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おまけ:またそのちょび髭ですか、ポッツァートさん...。はやすならザブのように計画的にお願いしますよ。

おまけその2:亡きフィニヨンの写真を囲むスタートラインの選手達。ジーンときます。

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総合:
6 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:00:29
16 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:21
40 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:03:59
107 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:29:01
161 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 0:42:00
162 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 0:43:29
166 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 0:44:36
183 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 0:47:42
189 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 0:54:30
193 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 1:13:33

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最後に、今日正式発表されたハスホフト以外のサーヴェロ移籍組は次の通り:Roger Hammond (UK), Heinrich Haussler (Aus), Andreas Klier (Ger), Brett Lancaster (Aus), Daniel Lloyd (UK) and Gabriel Rasch (Nor)。やっぱりテッド・キングの名前はない...。Tannenbaumさんによると、彼らはクラシックス部隊だということだから、もしかしたらステージレース部隊も後ほど検討の余地あり?ガーミンじゃなかったらどこで拾ってもらえるんだろうか。本人はアメリカでピザ食べたりうわべは楽しんでいるように見えるけど...気が気でないです。(って私が心配してもどうもなりませんが。)

8/31/2010

2010 Vuelta a Espana - Stage 4

第2ステージは水分補給が不十分で頭痛がひどかったと訴えていたザブ。VdVは「寒気がする」と何枚も毛布をかけていたそうですが、大丈夫かしら(今回はルームメイトかな?)。暑くて食欲も出ないって、そりゃそうよね。私もちょっと今日は脱水気味なのか、頭痛がなかなか収まらないので、短めに。

ザブ、お腹真っ白だわ...。この靴がやたらとカッコいい。BontのZeroというモデルで、オールカーボンなのだそう。サイクリングシューズってゴツくていかにも機能的なところが好きになれないんだけど、これはスタイリッシュでいい感じ。TT用のCronoというモデルも芸術的だわ。

その前はRocket 7を履いていたようだけど、いつの間に会社が組織再構築状態になってました。CSCではSIDIを履かされていたせいで、腱鞘炎とかになってたけど、最近は靴についてなにも言ってないところをみると、問題はないようですね。

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今日のステージ、チーム・スカイの調子を見ようと結果の最下位を探してたら、あら、この二人が。アイゼルがリタイヤかあ。

192 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions
193 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions
DNF Bernhard Eisel (Aut) Team HTC-Columbia

総合:
まだ9人残ってる。よしよし。ダニーちゃん、選手生命に関わってるからねえ(嘘、多分)。
6 Tejay Van Garderen (USA) Team HTC-Columbia 0:00:29
16 Tom Danielson (USA) Garmin-Transitions 0:01:21
40 Thomas Peterson (USA) Garmin-Transitions 0:03:59
107 Christian Vande Velde (USA) Garmin-Transitions 0:29:01
147 David Millar (GBr) Garmin-Transitions 0:39:54
163 Michel Kreder (Ned) Garmin-Transitions 0:41:20
170 Tyler Farrar (USA) Garmin-Transitions 0:44:56
188 Matthew Wilson (Aus) Garmin-Transitions 0:47:42
189 David Zabriskie (USA) Garmin-Transitions 0:50:55
193 Julian Dean (NZl) Garmin-Transitions 1:09:58

8/30/2010

2010 Vuelta a Espana Stage 3

VdVにとって鬼門であるグランツールの第三ステージ。スペインでも期待を裏切ることなく、オリーブオイル工場近くの道で(なんて冗談のようですが)クラッシュに巻き込まれてしまいましたが、幸い無怪我。これで厄払いができたかな?(厄神はチーム・スカイの方に飛ばしてしまったようですが。

ブエルタ出場については、「シーズンの終わりを向かえる前に、グランツールを完走したい。でも毎日グルペットで走るつもりはない。それじゃ自分の気がすまないからね。トムと一緒に集団の前方でハードなレースをするよ」と語っています。結果はどうであれ、自分が納得できるレースをしてくださいね~。

総合:
4 Tejay Van Garderen (USA) 0:00:26
↑ガーミンじゃないけど、お隣さんちの子に似ているティージェイ、頑張ってるねえ。

24 Tom Danielson (USA) 0:00:50 ←ダニーちゃんも悪くない
65 Thomas Peterson (USA) 0:02:30
100 Christian Vande Velde (USA) 0:14:30 ←アンディとほぼ同タイム
142 Tyler Farrar (USA) 0:25:15
149 David Millar (GBr) 0:25:23
169 David Zabriskie (USA) 0:25:46
183 Michel Kreder (Ned) 0:26:49
188 Matthew Wilson (Aus) 0:28:01
194 Julian Dean (NZl) 0:44:49 ←今日もお疲れ様です。
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でも、今それよりも重要なのが、こっちのニュースでしょう。

ハスホフト、ガーミン移籍確定。

クラシックスに力を入れているガーミンと自分は相性が良いと発言されてますが、アーガイルとの相性はイマイチ、というか似合わなさすぎです。

でも←Marvelさんのコミックキャラにもなっているので、実物大フィギュアとしてザブにもてあそばれてみるのもいいかもしれません。

気になるのはガーミン来年のロスターですが、Bicycling誌の推測によると、VdV、ザブ、ミラー、ファラー、ヘシェダールは確実。昨年チームに移籍したばかりのヴァンスーメレン、ハンター、タフト、ケシアコフは残る計算。キープしたい若手はピーターソン、マーティン、ステティナ、カールソン、ボブリッジ、クレーダー。ネオプロとしてあがってくる可能性がある選手はアンドリュー・タランスキー(すでに契約済み?)とアレックス・ハウズ、同誌はさらにケーレブ・フェアリーとラムナス・ナヴァルダウスカスもあげています。ここまででネオプロを含めてすでに18人。

サーヴェロからはハスホフトに加え、ハウスラー、クリアー、ハモンドが来るとの噂が出回っており、ブレット・ランカスターはチームのヨーロッパ本部でもあるジローナで家探しをしているとつぶやいていたことも。

ここまで計算すると、ランカスターが来なくとも22人。チーム登録人数はネオプロ二名を含め30人が上限なので、あと8人分スポットが残っているとなると、あぶれちゃうかもしれないのはコーザ、ダニエルソン、ディーン、ダガン、フィッシャー、ロウ、マイヤー&メイヤー達3名、ペイト、ウィルソン、そしてVdVの弟分、リカルド・ヴァンデルヴェルデの12人。

記事にはデニフル、デイグナン、そしてテッド・キングも面白そうだねえとありますが、何度も言っているとおり、個人的にはぜひぜひテッド・キング君をプッシュしていきたいです。

こうしてみると、ダニーちゃんはブエルタでの成績に将来がかかっているかもしれないです。

8/29/2010

2010 Vuelta a Espana Stage 2

昨日の夜間TTT、ザブは「橋を渡っているときにふと顔を上げたら、目の前に満月があった」なんて、景色まで楽しむ余裕があったよう。

遅めのスタートとなった今日のステージは灼熱地獄。とにかく暑かったらしい。
アーガイル軍団は全員安全にゴール。今日も最下位、+19:55でフィニッシュしたディーンの包帯が痛々しい。CNのテキストライブにはミラーとクレーダーが代わりにリードアウトを務めるとあったけど、実際はどうだったのかしら。小さな画面で見る限り、トレインを組んでいたのはリクイガスとランプレしか見えない...。ファラーは一人でランプレの後ろに場所取りして、ちょっと早めに出てしまったような感じ?

Eurosport via steephill.tv: 残り5キロ動画
Cycling.tv:ハイライト動画