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5/28/2011

キャプテンアメリカ、ふたたび

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9ヶ月ぶりに5枚目6枚目の星条旗ジャージーに腕を通したザブ。圧倒的なビーガンパワーを見せ付けましたが、2009年に達成した自分のコース記録39'37"は破れず。

今年復帰したZirbelが二位というのも嬉しい限り(そういえば、2009年度TTチャンピオンシップのポディウムにはZ-manが三人並んでいたのでした)。ガーミンから移籍話はもう来ないかしら...。

本日のポディウム:http://www.cyclingnews.com/races/usa-cycling-professional-road-championships-cn/time-trial/photos/175895
Zirbelでかっ。ザブ暴走は無し。チームと一緒でないとスイッチが入らないのだと思われます。

結果:
1 David Zabriskie (Team Garmin-Cervelo) 0:40:23.47 ←ザブ
2 Tom Zirbel (Jamis - Sutter Home) 0:00:31.32 ←もう一人のZ-Man
3 Matthew Busche (Team RadioShack) 0:00:58.59 ←カリフォルニアで活躍していた小屋選手
4 Brent Bookwalter (BMC Racing Team) 0:00:58.71
5 Benjamin King (Team RadioShack) 0:01:19.17 ←TTもいける人
6 Danny Pate (HTC-Highroad) 0:01:36.57 ←元U23世界チャンピオン
7 Taylor Phinney (BMC Racing Team) 0:01:50.22 ←昨年度米国チャンピオン
8 Jason McCartney (Team RadioShack) 0:01:56.19 ←J-Mac
9 Chase Pinkham (Bissell Cycling) 0:01:58.05
10 David Williams (Bissell Cycling) 0:02:07.15
11 Adrian Hegevary (UnitedHealthcare Pro Cycling) 0:02:08.51
12 Ian Burnett (Realcyclist.com Cycling Team) 0:02:23.36
13 Oscar Clark (Realcyclist.com Cycling Team) 0:02:32.97
14 Taylor Sheldon (V Australia) 0:02:57.30
15 Paul Mach (Bissell Cycling) 0:03:06.82 ←苗字は「マー」と読んでください(by masayangさん)
16 Tejay Van Garderen (HTC-Highroad) 0:03:12.06 ←ティージェイ(どうしたのかな)
17 Andy Baker (Bissell Cycling) 0:03:12.83
18 Quinn Keogh (Team Exergy) 0:03:14.99
19 Alfredo Cruz (Chipotle Development Team) 0:03:15.60 ←アーガイルU23チーム
20 Nathan Brown (Trek Livestrong U23) 0:03:28.55
21 Matt Cooke (Team Exergy) 0:03:31.91
22 Reid Mumford (Kelly Benefit Strategies - OptumHealth) 0:03:32.35
23 Robert Sweeting (Kenda/5-hour Energy Pro Cycling presented by Geargrinder) 0:03:36.54
24 Roman Kilun (Kenda/5-hour Energy Pro Cycling presented by Geargrinder) 0:03:41.56
25 Phillip Gaimon (Kenda/5-hour Energy Pro Cycling presented by Geargrinder) 0:03:46.76 ←Bicycling誌コラムニスト。この人も大卒。
26 Andy Jacques-Maynes (Bissell Cycling) 0:03:47.10 ←双子の片割れ。Sは両方とも読みません(by masayangさん)
27 Joshua Berry (Realcyclist.com Cycling Team) 0:03:49.73
28 Daniel Summerhill (Chipotle Development Team) 0:03:56.27 ←アーガイルU23チーム
29 Jacob Rytlewski (Kenda/5-hour Energy Pro Cycling presented by Geargrinder) 0:04:08.10
30 Sam Johnson (Team Exergy) 0:04:13.71
31 Kai Applequist (Team Exergy) 0:04:31.58
32 Cameron Cogburn (Jelly Belly p/b Kenda) 0:05:02.22
33 Evan Hyde (Realcyclist.com Cycling Team) 0:05:41.54
34 Greggory Brandt (Kenda/5-hour Energy Pro Cycling presented by Geargrinder) 0:06:03.30

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追記:「自分のポディウムでの行動は知れ渡っている様子。ポディウムガールは僕にシャンペン手渡したあとに即退散した。」とつぶやいてました。だからかおとなしいポディウム動画

TTチャンピオンになるのは実は5回目でなく、6回目でした(赤面)。2004年が1回目、2006年から2009年まで連続4年星条旗スーツを着続け、今年で6回目となります。本人のブログにもあるので、確かに6回目です

チームカーからの眺め:http://davezabriskie.com/?p=609

9/22/2010

まだヒゲを剃るトシでもないのに

6月のU23およびクリテリウムチャンピオンシップでの優勝に引き続き、エリート部門でもチャンピオンに輝いたベビー・フェースのベン・キング。米国のU23選手がエリートレベルの星条旗ジャージーを手にするのはこれが初の快挙。

動画あれこれ:
  • レース後記者会見:7:01あたりで女性記者の質問に対し、お行儀よく「Yes, ma'am」と答えている。(逆に彼女はトシを感じさせるので「ma'amはやめてね」と。私は若い子がsirとかma'amとかいうの大好きなんだけど)。他にも信仰をほのめかす言葉がところどころあったり、家族の絆も強そうだし(お父ちゃんとそっくり)、ヴァージニア出身の南部のお坊ちゃまなんだなあ、と感激。語り口もソフトだし、口先ばかりでなく、よく考えてから回答する思慮深い感じも好きなんだよねえ。「あなたの成果は、とても歴史的なことだけど、その実感はある?」と聞かれて、「ポディウムに立っているときに、まだヒゲを剃るトシってもないのに...」とふと思ったそうです。
  • 今年6月に優勝したU23チャンピオンシップ:この時も単独逃げ切りでした。TT得意だからね~。
  • 肝心のレースの動画がこの程度しかない。今年はVersusでの放送はないのかしら。

チーム公式ページプロフィール:Ben King
VeloBios: Ben King
VN:Ben King soloes to U.S. pro road title and a Trek-Livestrong sweep in Greenville
CN:A new King crowned in Greenville
2年前のCNインタビュー:Stepping up the ranks ここにも「精神年齢が高く」とありますが、まさにそのとおり。

チームページではブログも執筆中。読みやすい文体だけど、泣かせてくれます。そして、「この選手が優勝してよかった」とまでも思わせてくれます。まじめそうだからVirginia Techではきっと勉学にも励んでいたのではないかしら。でもラジオシャックに昇格になったのでおそらく中退。今回の優勝についての投稿
  • 序盤から逃げに乗り、後続集団との差が縮まった時点では自殺的行為であることを十分自覚した上でとびだした。一緒にいた二人には負い目を感じたが、それがチームにとっても価値ある行動であることは分かっていたし、華やかに最後を迎えるのが自分のスタイルだから。
  • 沿道の観衆は、僕が逃げ切れると思っていたらしい。自分はレースの実態を知っているからそううまくいくとは思わなかったけど、自分のエネルギーを彼らのレベルにまで持ち上げるよう努力した。一周するたびに歓声は激しくなり、より多くの人がシャツを脱ぎ捨ていた。テッド・キングを応援するために「Go King!!」と書かれたサインを掲げた人たちが、「ベン・キング」と唱え始めた。パリス・マウンテン3回目の登りでは彼らからビールを受け取った。次の周ではビール樽も用意してくれていたけど、それは流石に無視した。
  • 9分差。山頂で自分の後ろにいる人たちや、ゴール待つ父さんと妹の姿が頭に浮かんだ。「彼らのために走り続ければいい。」そして祈った。今の自分の状況には神様がなんらかの形で関わっているに違いない。「彼のために走り続ければいい。」
  • 残り3周。輝かしき悪夢だった。一時たりとも辞めたいとは思わなかったけれど、気を失ってしまうことを恐れた。すると横にチームカーが滑り込んできた。僕のもがく姿を目にし、僕の代わりに漕げるものなら、という彼らの思いはその高揚した声から伝わってきた。すると今の激しい痛みでさえが正当化されたような気になった。
  • 僕は今まで一度も勝利のために走ったことはない。この競技が好きだから走るのでもない。僕が走るのは人のため。このレースを「サイクリングの歴史で最も感銘深いストーリー」なんて呼ぶレポーターもいたけど、当初はとりわけ感銘深いというわけではなかった。でも途中からファンと僕との交流があったからこそ、そういう結果になったのだと思う。
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トップ5とその他気になる選手達の結果:

* 1. Benjamin KING, Trek Livestrong, in 4:44:56.9
* 2. Alex CANDELARIO, Kelly Benefit Strategies, in 4:46:30.9
* 3. Kiel REIJNEN, Jelly Belly Presented By Kenda, in 4:46:31.0
* 4. Christopher HORNER, Radioshack, in 4:46:31.2
* 5. George HINCAPIE, Bmc, in 4:46:31.3
* 8. Taylor PHINNEY, Trek Livestrong, in 4:46:32.8
* 11. Lucas EUSER, Spidertech Presented By Planet, in 4:46:35.2
* 18. Jason MCCARTNEY, Radioshack, in 4:46:36.5
* 19. Andrew TALANSKY, Garmin Slipstream, in 4:46:36.5
* 20. Levi LEIPHEIMER, Radioshack, in 4:46:37.0
* 24. Timothy DUGGAN, Garmin Slipstream, in 4:49:33.9
* 29. Ted KING, Cervelo, in 4:53:12.5
* 41. Peter STETINA, Garmin Slipstream, in 4:58:58.0
* . Steven COZZA, Garmin Slipstream, DNF
* . Caleb FAIRLY, Garmin Slipstream, DNF
* . Danny PATE, Garmin Slipstream, DNF
* . Daniel HOLLOWAY, Bissell Pro Cycling, DNF

9/20/2010

2010 UCI Road World Championships

Team USAの発表きました。ファラーで勝負にでるはずだけど、このメンバーの場合、発射台らしき選手が見当たりませんが、どういう戦略なのでしょうか。

エリート男子(ロード)
Tyler Farrar (Garmin-Transitions)
David Zabriskie (Garmin-Transitions)
Jason McCartney (RadioShack)
Christian Vande Velde (Garmin-Transitions)
Danny Pate (Garmin-Transitions)
Tejay Van Garderen (Columbia-HTC)
Craig Lewis (Columbia-HTC)
Ted King (Cervelo Test Team)
Tom Peterson (Garmin-Transitions)

エリート男子(ロード)
David Zabriskie, Tejay Van Garderen

エリート女子(ロード)
Shelley Olds (Peanut Butter & CO TWENTY 12)
Evelyn Stevens (Columbia-HTC)
Amber Neben (unattached)←あれ?そうだったっけ?
Amanda Miller (Team TIBCO)
Theresa Cliff-Ryan (Colavita-Baci p/b Cooking Light)
Carmen Small (Colavita-Baci p/b Cooking Light)
Katheryn Mattis (Webcor)

エリート女子TT:
Evelyn Stevens, Amber Neben

U23男子ロード:
Benjamin King (Trek-Livestrong) ←米国ロードU23/エリートチャンピオン
Taylor Phinney (Trek-Livestron) ←米国TTチャンピオン
Andrew Talansky (California Giant Berry Farms)←来季ガーミン入り
Alex Howes (Felt-Holowesko)
Chris Butler (BMC)
Carter Jones (Jelly Belly)

U23男子TT:
Benjamin King, Taylor Phinney, Andrew Talansky


スイスの怪獣はサクソのごたごたで最後の調整がうまくいかずに...というシナリオに少し期待していたのですが、契約もルクセンブルグ行きで決まってしまったようで、こうなれば彼を止めることができるのは天候のみ。雨乞いでもしますか。ピンポイントじゃ難しいけど。

そしてザブ応援旗はこれかな。(またサイクリングはゲイだとか言われそうです。というか、Pride Labbitなので、そのまんまなんですけど。まあいいや。)

9/18/2010

2010 USPRO Championship TT

予想通り、あっさりと二十歳の子が優勝しちゃいました。末恐ろしい...。3周回コースのうち、一周目にフィニーが叩き出した13:26.24はコース最速記録。ちなみに、去年のザブのタイムは39:37だったので、今年出てたら5年連続で星条旗ジャージーだったかもしれません。なんて未練がましいことしか書けませんが、ザブも新しいチャンピオンに祝辞を送っていたので、私もなんとか喜ぶ努力をしてみましょう。

写真ギャラリー:Cyclingnews

ガーミンの期待の星、ピーター・ステトナはコーナーを曲がりきれず、中央分離帯にもろぶつかるような派手なクラッシュでDNF。幸い重傷ではなく、明日のロードレースにも出場の予定。本人も「バナナの皮に滑ったとか書かれてるけど、たしかにそう。僕はアニメのキャラだから。決して死ぬことがなく、次の回にはピンピンして復帰するような。」とユーモアは失っていないようなので安心です。

1 Taylor Phinney (Trek Livestrong U23) 0:41:02.51
2 Levi Leipheimer (Team RadioShack) 0:00:00.14
3 Bernard Van Ulden (Jelly Belly) 0:01:12.46
4 Carter Jones (Jelly Belly) 0:01:14.64
5 Matthew Busche (Team RadioShack) 0:02:18.14
6 Adrian Hegyvary (UnitedHealthcare-Maxxis) 0:02:19.50
7 Benjamin King (Trek Livestrong U23) 0:02:42.69
8 David Williams (Bissell Pro Cycling) 0:02:52.11
9 Paul Mach (Bissell Pro Cycling) 0:02:52.63
10 Nicholas Frey (Jamis-Sutter Home) 0:03:00.81
11 Jonathan Mumford (Kelly Benefit Strategies) 0:03:17.31
12 Scott Zwizanski (Kelly Benefit Strategies) 0:03:18.16
13 Jeremy Powers (Jelly Belly) 0:03:55.23
14 Scott Tietzel (Mountain Khakis) 0:03:58.95
DNF Peter Stetina (Garmin-Transitions)

9/15/2009

2009世界選手権:米国チーム

CNより

男子エリート
Tom Danielson (Garmin-Slipstream)– Road Race and Time Trial
Tyler Farrar (Garmin-Slipstream) – Road Race
Brent Bookwalter (BMC Racing Team) – Road Race
Jeff Louder (BMC) – Road Race
Craig Lewis (Columbia-High Road)– Road Race
Andrew Bajadali (Kelly Benefit Strategies)– Road Race
Jason McCartney (Team Saxo Bank)– Road Race
Tim Duggan (Garmin-Slipstream)– Road Race
Tom Peterson (Garmnin-Slipstream)– Road Race
Tom Zirbel (Bissell) – Time Trial

女子エリート
Kristin Armstrong (Cervelo-Lifeforce) – Time Trial and Road Race
Amber Neben (Equipe Nürnberger) – Time Trial and Road Race
Kimberly Anderson (Columbia-High Road) – Road Race
Mara Abbott (Columbia HTC) – Road Race
Meredith Miller (Team TIBCO) – Road Race
Evelyn Stevens – Road Race
Jessica Phillips (Team Lip Smackers) – Time Trial

男子U23
Peter Stetina (Garmin-Felt-Holowesko) – Road Race and Time Trial
Tejay Van Garderen (Rabobank Continental Team) – Road Race and Time Trial
Kirk Carlsen (Garmin-Felt-Holowesko) – Road Race
Chris Barton (BMC) – Road Race
Alex Howes (Garmin-Felt-Holowesko) – Road Race

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ナショナルチャンピオンのお二人は出場しなくていいんですか?仕方ない...じゃあファラーでも応援するか...。U23はもちろんStetinaとHowes。女子はおなじみの顔ぶれ。

8/30/2009

今年最後の星条旗は

ヒンカピーの元に戻ってまいりました。

Paris Mountain最後の登りで結成された逃げグループにいたJeff Louderがアタック。ヒンカピーが追うのを固唾を呑んで見守っていた残りの選手のうち、残り1kmでのヒンカピーの動きについていけたのはAndrew Bajadaliのみ。残り300メートルでBajadaliがカウンター、しかしゴール100m手前でヒンカピーが追い抜く、という展開でした。

序盤はザブさんが一人逃げをかましていたようですが、残り50-60マイルあたりでつかまり、結局リタイア。ガーミンの布陣は結構いけそうで、毎年いけないんですよね...。

2 David Zabriskie (USA) Garmin-Slipstream
4 Tom Peterson (USA) Garmin-Slipstream
5 Danny Pate (USA) Garmin-Slipstream
6 Alex Howes (USA) Garmin-Slipstream
8 Mike Friedman (USA) Garmin-Slipstream
9 Timmy Duggan (USA) Garmin-Slipstream
10 Jason Donald (USA) Garmin-Slipstream
12 Steven Cozza (USA) Garmin-Slipstream

Road MagazineのYouTubeビデオいろいろ:
ザブちゃんParis Mtnを独走中
ザブちゃん闘争中。プロトンとのギャップは4:20。

TT終了後インタビュー
昨日の記者会見

8/29/2009

今年もキャプテンアメリカ

予想通りTom Zirbelがいいところにつけてきたけど、無事タイトルを防衛。今年も派手な星条旗スキンスーツで走りますよ~!

終了したばかりなので、まだ写真が見当たりません....。

10/31/2008

アイタタ...

ランディスは噂通り、元ヘルスネットのチームでカムバックを果たすらしい。でもHealthnetの後をOUCH Sports Medical Centerがタイトルスポンサーとして引き継ぐことになったので、チーム名OUCH presented by Maxxis(苦笑)。ランディスとのつながりは、OUCHの創立者で所長を務めるDr. Kayが、彼の主治医でもあるということ。

レースアナウンサーにとって、こういうネーミングはどうなんだろう。

「アイタタが先頭を引っ張っています!アイタタの見事なトレイン!」とか...和訳したらこんな感じ?

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追記:OUCH Sports Medical Centerは国内で活躍中のOUCH Procycling Teamという女子トラックチームもスポンサー中。サラ・ハンマーが所属してます。

9/12/2008

US Pro Championships:放送見ました

こちらに動画がアップされてます。ツアー・オブ・アイルランドも:http://www.versus.com/cyclysm

  • テッド・キングのクラッシュにガクブル。下降中、後ろを振り返った直後に一人落車したので、不注意か道路のくぼみかと思ったら、パンクですと。いやですねえ。解説のデイヴ・トール氏が思わず大声あげてました。
  • ITTのダイジェストほど面白くないものってありませんね。二位のザーベル(Zirbel...カタカナ表記まぎらわしい)の頭が一位のザブのアゴまできていた。でかい。この写真だとヴァンデヴェルデがいやに遠くに見える
  • ルーカス・ユーザーの登りっぷりに感心する。可愛い顔してよくやるなあ(←意味不明)
  • ダニー・ペイトは拳で太腿を叩きながらも最後アタックに加わっていた。そんな渾身の努力のせいか、頭がこんなになっちゃいました。
  • ヴァンデヴェルデが最後に残った5人(うちガーミン3人)に入っていなかったのは、ダニー・ペイトのアタックについてこなかった(これなかった?)からだったのですね。まあ、レース前も「ガーミンの誰かがとれればそれで良し」ちうようなことも言っていたので、誰でもいいなら戦略としては本人はヒンカピーをマークしていただろうし、あまりマークされていない若手を先に出すのは当然か...。でもハミルトン対コールドウェルではあまりにも不利なような。
  • レースのスポンサーでもあったロック・レーシングはジャージーもアメリカン・バージョンでした。でもトラック野郎帽子はどうも受け入れ難いです。

8/31/2008

10人揃ってたんだけどねー

トップ5に3人も入ってるのに...。ああああ、おしいーーーーーー。

1 Tyler Hamilton (Rock Racing)
2 Blake Caldwell (Team Garmin-Chipotle p/b H30)
3 Danny Pate (Team Garmin-Chipotle p/b H30)
4 Lucas Euser (Team Garmin-Chipotle p/b H30)
5 Jeff Louder (BMC Racing Team)

最後の方でアタックしたハミルトンとコールドウェルが逃げ切り、ガチンコ勝負に。200メートル前で勝負にでたコールドウェルをハミルトンが回り込んでゴール。カクカク動画ではコールドウェルが先着したようにも見えましたが、写真判定ではハミルトンに確定。

出走前のステージで今日の予想を聞かれ、「ヴァンデヴェルデ」と言い切ったザブがずーっと逃げに入っていたし、本人はヒンカピーと一緒の追走グループにいたので、当然ヴァンデヴェルデを勝たせるものと思っていたんだけど、脚が残っていなかったのか。ガーミンはコールドウェルに賭けたわけだけど、それしかオプションが残ってなかったのかなあ。結局ヴァンデヴェルデらはどうしちゃったんだろう。途中肝心なところが見れてないので、疑問だらけです。コメントが待ち遠しい。

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今年の実況・解説者はネイサン・オニールでした。オーストラリア訛りで、口調も穏やかで、聞き心地も抜群。ツアー・オブ・ミズーリも担当されるそうです。

8/29/2008

星条旗は誰の手に?

オリンピックボケ+風邪気味なので、ボーッとしていたら、あっというまにやってきてしまいました、ナショナルチャンピオンシップ。

その前に...
8月17日に行なわれたクリテリウムチャンピオンシップは、ロックレーシングのラーサン・バハーティが優勝しました。

詳細はこちら:Downer's Grove Criterium

そして、
タイラー・ハミルトンが出場していたらしいツアー・オブ・ユタはBMCのジェフ・ラウダーが総合優勝。ガーミンのピーター・ステティナ君がまたもヤング・ライダー賞を獲得。

その他の結果はこちら:Tour of Utah

肝心のナショナル・チャンピオンシップ、ITTは明日11-1時、コースは場所が移動したようで、クレムソン大学の敷地内を走る6.9マイルx3周で合計20.7マイルのコースになりました(マップ)。

毎年チポレ/TIAA-CREFは出場選手が多いように思われるのですが、今年も例外ではなく、14人(!)も出場するようです。次に多いのはBMCで11人。ロードとなるとヒンカピーに期待したいところですが、クレイグ・ルイスしかアシストがいないし、14人もいるガーミンが取らないことには面目丸つぶれ...なんてことにはなりませんかね...。ということで、ITTはザブ、ロードはヴァンデヴェルデを当然応援いたします。

8/06/2008

ツアー・オブ・エルクグローブ終了

第二ステージのロードレースでクリス・ホーナーが鎖骨骨折。あらら。

TTに出場していたのは55人。第2ステージをスタートしたのは57人。結局第三ステージまでフィニッシュしたのは47人。少ないなー。

結果:

第一ステージ(TT)
1 Tom Zirbel (Bissell Pro Cycling Team) 0.08.36.37 (50.526 km/h)
2 Chris Horner (Astana) 0.03.21
3 Francois Parisien (Team Race Pro) 0.08.30
4 Ryan Roth (Team Race Pro) 0.11.15
5 David Veilleux (Kelly Benefits Strategies/Medifast) 0.11.43

第二ステージ(ロード)
1 Hilton Clarke (Toyota) 4.00.11 (37.471 km/h)
2 David Veilleux (Kelly Benefits Strategies/Medifast)
3 Nic Sanderson (Jelly Belly)
4 Charles Dionne (SuccesFul Living)
5 Francois Parisien (Team Race Pro)
6 Chad Hartley (Jittery Joe's)

第三ステージ(クリテリウム)
1 Brad Huff (Jelly Belly) 2.30.55
2 David Veilleux (Kelly Benefits Strategies/Medifast)
3 Freddie Rodriguez (Rock Racing)
4 Nic Sanderson (Jelly Belly)
5 Hilton Clarke (Toyota)

総合
1 David Veilleux (Kelly Benefits Strategies/Medifast) 6.39.29
2 Hilton Claeke (Toyota) 0.10
3 Tom Zirbel (Bissell Pro Cycling Team) 0.13
4 Brad Huff (Jelly Belly) 0.16
5 Freddie Rodriguez (Rock Racing) 0.19
...
20 Daniel Holloway (Garmin Chipotle) 0.50 ←stagiaire

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公式サイト:結果&写真ページ

7/30/2008

シカゴ・クリテリウムとツアー・オブ・エルクグローブ

ご自身ローディーでもあるデイリー市長の長年の夢でもあり、2016年五輪開催候補地としてのデモンストレーションでもあったシカゴ・クリテリウムが27日に開催されました。って、観客の皆さんはツール最終日を見届けてから観戦にこられたんでしょうかね(プロはシカゴ時間で午後2時25分スタート)。

ホーナー、ロドリゲス、ドミンゲスあたりのビッグネームも出場していましたが、優勝したのはアマチュアレーサーのアダム・バーグマン(Texas Roadhouse)。女子の部はTIBCOのアンバー・レイスが優勝。

男子レースの方は、いきなりトヨタ・ユナイテッドのドミニック・ローランとホーナーを含む20人の逃げ集団が結成。Kelly Benefitsは4人も入っていたそう。残り10周でアタック合戦が開始され、最終的にはホーナーとローラン、バーグマンとBissell、Kellyの選手がそれぞれ一人、計5人が先頭集団を結成。ローランとホーナーがお見合いしている最中にアタックをかけたバーグマンがそのまま逃げ切って優勝、という展開だったようです。

バッキンガム噴水、グラントパーク、ミシガン湖をバックにしたレースなんて、理想的でしたね。今まで開催されなかったのが不思議なくらい。欲を言えば、今週末行なわれるツアー・オブ・エルクグローブと共に、ツール直後の巡業用クリテリウムの一環としてツールで活躍したアメリカ人選手全員を招待していただきたいです。

CNの結果ページサムネイルギャラリー
公式サイト:City of Chicago - Chicago Criterium Bike Race

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で、ツール・オブ・エルクグローブは今年からロードレースステージが追加され、合計3ステージ(TT、ロード、クリテリウム)に。

去年はスリップストリームのフリードマンとダガンがそれぞれ総合2、3位を獲得。
1 Nathan O'Neill (Aus) Health Net Presented By Maxxis 4.38.30
2 Michael Friedman (USA) Team Slipstream powered by Chipotle 0.03
3 Timothy Duggan (USA) Team Slipstream powered by Chipotle 0.06

2006年はヴァンデヴェルデが二位、ザブリスキーは未完走。ランディスが出るよ~とか大きく宣伝されていたけれど、結局出場できなかったレースでした。
1 Hilton Clarke (Aus) Navigators Insurance 2.08.05
2 Christian Vande Velde (USA) CSC
3 Gord Fraser (Can) Health Net Maxxis

今年はヴァンデヴェルデは出場しないのかしら。チームは来る予定ですが

新たに追加されたロードレースというのは、エルクグローブではなくシャンバーグからスタートするのですが、このスタート地点というのが、10年前ほどに住んでいたアパートのほぼ隣!(だからどうってワケでもないのですが)実家からは約15分といったところでしょうか。この間帰省してきたばかりで、また飛んでいける状況ではないので、「ガーミン見てきて~」と応援を頼もうと実家に電話をいれたら、要件を言い出せるまえに、「今週末はそっちに遊びにいくから」と先手を打たれました。まあいいか。

公式サイト:Tour of Elk Grove

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両レースに共通している点は、どちらも市長が自転車ファンだということ。タンパ市長は自転車イベントに顔を出しはするものの、自分はあまり乗らなさそうな感じ。

7/06/2008

Playing Catch-up

ジロ、ブエルタなどの放送日数は相変わらずですが、国内レースにはグンと力を入れているようで、今年はカリフォルニア、ジョージアに加え、Philly Week(正確にはPhiladelphia Int'l ClassicとLiberty Classicの2レースのみ)とTour of PennsylvaniaもVersusでの放送がありました。CSC InvitationalもTour de Suisse放送中にちょこっと写りました。この調子で、今後もよろしくお願いしますね、Versus。

ところで、Phillyはロック・レーシングがプレゼンティング・スポンサー、オマケにヘリカムも提供ということで、同チームの宣伝が延々と入り、空中映像が映るたびにロゴがフルスクリーンでババーンと入るのであります。よくやるなあ、もう。

レースの方ではロドリゲスも最後頑張ったものの、CSCのブレシェルが優勝。女子のLiberty ClassicはハイロードのChantal Beltmanが逃げ切って優勝。眠気と戦いながら見ていたので、あまり覚えていません。

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Tour of PennsylvaniaはU25のレースということで、聞きなれない選手達ばかりでしたが、Kelly BenefitのDavid Veilleux(ステージ優勝&イエロージャージー)とKeven Lacombe(ステージ優勝)、Johan Brunyeel AcademyのSteven Van Vooren(途中イエロージャージー)そしてVMG/FeltのPeter Stetinaの名前は覚えておこうと思います。VeilleuxとLacombeは「カナダのランスとジョージ」と言われていましたが、アシスト役にハマってしまっていいんでしょうかねえ、Lacombe君。

Stetina君は叔父と父親がオリンピックに出場経験のあるサイクリスト名家出身だそうですが、このレースでは見事山岳賞を獲得。第三ステージ、最初の山岳でアタックをかけ、ゴール前100m以内で捕まるまえ単独で逃げをかましたなかなか勇気のある選手であります。容姿も目がパッチリとした王子系で、インタビューも緊張しているのか、何か応えるたびに最後に「へへへっ」と笑いが入るのが結構可愛らしいのであります。また、「ランディスの自伝を読んでいるところで、彼が第17ステージでアタックを書けるときの心境を語る件にインスパイアされた」と語っているのもプラスです。(インタビュービデオはこちら。)

最終日のクリテリウムが竜巻警報で中断されるという前代未聞のハプニングもありましたよ。
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Tour de Suisse
黄色こそはとれませんでしたが、カンチェ凄すぎ。ジルベールも呆気に取られて諦めていたように見えましたが。これを恐れてASOがプロローグ無しにしたのも分かるような気がします。あと、娘さんのジュリアナちゃんがお人形のように可愛らしいのであります

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知人が出場していたRace Across Americaも終了。Team Macular Regenerationは平均速度15.19mphで無事完走。でも同じレースに出場していた4人女性チーム(同じく50-59歳枠)の方達もそれぞれ平均速度15.33mph、15.19mphで完走していたことに驚きであります。

1/04/2008

2008 USA Cycling Professional Tour

新年明けましておめでとうございます。
2008年も適当に言いたい放題書き連ねていこうと考えていますが、
見捨てずにゆるゆると気長に見守って下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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2008 USA Cycling Professional Tourの正式な発表がありました。さてと、グーグルカレンダーも更新しなければ。
  • February 17-24: Amgen Tour of California ←ステージレース
  • April 13: U.S. Cycling Open - Richmond, Va. (Date Tentative, Subject to Change) ←去年大雪だったワンデーレース
  • April 21-27: Tour de Georgia ←ステージレース
  • May 4: U.S. Air Force Cycling Classic - Virginia ←サーキットレース
  • May 24: Tour de Leelanau - Traverse City, Michigan
  • June 3: Commerce Bank Allentown Classic - Pennsylvania
  • June 5: Commerce Bank Reading Classic - Pennsylvania
  • June 8: Commerce Bank International Championship - Philadelphia, Pennsylvania
  • June 24-29: American Eagle Outfitters Tour of Pennsylvania ←ステージレース **NEW!!**
  • August 8-10: Rochester Omnium - New York ←TT、クリテリウム、ロード
  • August 17: USA Cycling Professional Criterium Championships - Downers Grove, Ill.
  • August 22-24: The Colorado Stage Race ←ステージレース
  • August 30: USA Cycling Professional Time Trial National Championships - Greenville, South Carolina ←出番ですよ~
  • August 31: USA Cycling Professional Road National Championships - Greenville, South Carolina
  • September 6: Univest Grand Prix - Souderton, Pennsylvania
  • September 8-14: Tour of Missouri ←ステージレース

11/06/2007

2008 UCI America Tour

2008年度エリート男子、U23男子 UCIアメリカツアー

  • February 17-24; Amgen Tour of California (USA); 2.HC
  • March 9-16; Vuelta Chiapas (Mex); 2.2
  • April 13; U.S. Cycling Open (USA); 1.1
  • April 21-27; Tour de Georgia (USA); 2.HC
  • May 3; The Crystal City Classic presented by the United States Air Force (USA); 1.2
  • May 24; Tour de Leelanau (USA); 1.2
  • June 3; Commerce Bank Allentown Classic (USA); 1.1
  • June 5; Commerce Bank Reading Classic (USA); 1.1
  • June 5-8; Coupe des nations Ville Saguenay (CAN under-23 Nation's Cup); 2.Ncup
  • June 8; Commerce Bank International Championship (USA); 1.HC
  • June 10-15; Tour de Beauce (Can); 2.2
  • June 20-22; Saturn Rochester Twilight Omnium (USA); 2.2
  • June 24-29; American Eagle Outfitters Tour of Pennsylvania (USA); 2.2
  • August 3; The Welland Race (Can); 1.2
  • August 22-24; The Colorado Stage Race (USA); 2.2
  • August 30-31; USPRO Road and Time Trial Championships; 1.CN
  • September 6; Univest Grand Prix (USA); 1.2
  • September 6-7; Vuelta Jalisco (Mex); 2.2
  • September 8-14 ; Tour of Missouri (USA); 2.1
  • September 13-20; Vuelta Mexico (Mex); 2.2
  • October 5-12; Vuelta Chihuahua Internacional (Mex); 2.2

これを国内レースに絞ったのがUSA Cycling Pro Tourだから、こんな感じ?

  • February 17-24: Amgen Tour of California
  • April 13: U.S. Cycling Open
  • April 21-27: Tour de Georgia
  • May 3: The Crystal City Classic presented by the United States Air Force
  • May 24: Tour de Leelanau
  • June 3: Commerce Bank Allentown Classic
  • June 5: Commerce Bank Reading Classic
  • June 8: Commerce Bank International Championship
  • June 20-22: Saturn Rochester Twilight Omnium
  • June 24-29: American Eagle Outfitters Tour of Pennsylvania
  • August 22-24: The Colorado Stage Race
  • August 30-31: USPRO Road and Time Trial Championships
  • September 6: Univest Grand Prix
  • September 8-14: Tour of Missouri


新規追加は6月のツアー・オブ・ペンシルバニアと8月のコロラド・ステージレース。去年キャンセルになったツアー・オブ・ユタは復活するそうですが、プロツアーではなく、NRCカレンダーに入る予定。昨年は予算のゴタゴタで開催が危ぶまれたジョージアは主催団体がMedalist Sportsからジョージア経済振興会に変更。リーダーシップの顔ぶれも入れ替わったようです。

10/07/2007

遺伝子のチカラ

今夏、ジュニア世界選手権でTTタイトルを獲得したテイラー・フィニーが米国ナショナルトラック選手権でトラックに初挑戦。

エリート個人パーシュート4000kmで見事優勝。これは母方の血かしら。

Men 4000m TT final

1 Taylor Phinney (Team TIAA-CREF/5280) 4.38.40
2 Brad Huff (Team Slipstream) 0.02.50
3 Mike Friedman (Team Slipstream) 0.03.10
4 Dan Harm (Rubicon/Chinook) 0.09.20

フィニーのTIAA-CREFはスリップストリームの育成チームなので、トップ3は皆アーガイル系。

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来季のSSアーガイルジャージーはパール・イズミ製になるのですね(現行スポンサーはヒンカピー)。

9/06/2007

USPROチャンピオンシップ・動画など

リーヴァイのゴールシーン (The Paceline経由
Greenville Online: Levi Rides to Stars and Stripes Glory

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ITT終了後記者会見:Duggan、Pate、DZ(Road Magazine経由
YouTube: U.S. National Championships, Greenville, SC; Post Time Trial Press Conference

いやにウケのいい観客...。別にそんなにおかしいことを言っているわけでもないんだけれど。あ、でも「今年のロードレースはパリス・マウンテンを4回しか登らなくてもいいから、去年よりもう少し頑張れるかもしれない...」とザブがコメントしていたのには少し笑えました。何周目でリタイアしたんだろう...。

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Ben Ross写真ギャラリー(The Paceline)

+ 後ろで両手を挙げているのはJittery Joe'sのニール・シャーリー。「勘違いガッツポーズ」ではありません。チームリーダーの勝利を祝うアシストでもありません。純粋に3位が嬉しかったようです。

+ 一方、2位を喜べないヒンカピー

+ ソール・レイジンとアリーザさん(サングラスをかけるとザブに似てますね)

+ ジュリア・ヒンカピーちゃん登場

+ 子供にだぶだぶのTシャツというのは例外なく可愛らしいのであります。

+ 今年はお母さんの代わりに娘がステージに。

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トニー・クルーズによるとディスカバリーは、リーヴァイがソロ逃げ、チームは当然引かない。もしくは、最後集団フィニッシュとなった場合は、ジョージがスプリントで優勝を狙うという戦略を練っていたようです。戦略どおりにコトが運んだわけですが、その後どうもチームメイトの優勝を素直に喜べないジョージのコメントに関するスレッドがrec.bicycles.racingにあるのですが、中には:

逃げているチームメイトを追走できないなんて、この先Tモバでやっていく上で問題じゃないのか、ジョージ?」

なんてコメントも(笑)。あ、不謹慎でしたか。でもおかしすぎ。


また、ライプハイマーの移籍噂話としては、ロットが最有力のようですが、スリップストリーム行きだと確信しているジャーナリストもいるそうです

スリップストリームの予算上、ライプハイマーと契約する余裕が無さそうという理由で、ロットのような気もしますが、ポポのロット行きが決定したということで、ロットも難しそうに思えてきました。

今回のレースと照らし合わせてみると、スリップストリームに何度か逃げを阻止されたジューリックが「ライプハイマーが逃げたときのスリップストリームの反応が興味深かった...」と言っていたり、「今週末の結果によってあと一人のメンバーを決定する」とJVが思わせぶりなコメントをしていたりと、SS行きとも解釈できる要素もあったりはするのですが。ひょっとして「ITTもロードもうちが優勝」という強気なコメントは、ITTは当然、ロードも来季メンバーが勝利ということだったのでしょうか?まあ、どちらにせよミズーリが今季最後のレースということなので、それが終了すれば移籍先が明らかになるはず。

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上記とはまったく関係ありませんが、ダニーちゃんに関するスレッドの横の広告リンクに寄生虫関係のものがやたらと多いのが気の毒です。
+ A question for the Danielson tifosi

9/02/2007

今年はノーギフト

星条旗ジャージーはライプハイマーの手に。

+ライプハイマーが残り40km地点、最後の登りでアタック。

+残り23kmでプロトンから飛び出したジューリック、ロドリゲスをスリップストリーム、ディスカバリーがカバー。その後、残り10km以内でジューリック、ヒンカピー、ダニー・ペイト、他6人が追走集団を結成。

+しかしライプハイマーはそのままゴールまで独走し、優勝。

+追走集団のスプリントで二位となったヒンカピーはかなり不機嫌だったようで、「ネガティブなレースだった。ライプハイマーが飛び出したとき、引くべきのチームが誰も協力しないし、自分が逃げればつぶされそうになるし。」とコメント。年末までチームメイトとはいえ、リーヴァイにしてみれば、去年のように恩を作る必要もないし。来季の契約がまだ正式にまとまっていないというのも、優勝への動機となったかな?

+結局完走したのは30人。うち、スリップストリームはわずか4人。14人(←13人じゃなかった)もいるのに、ペイトは5位ってどうなのよ...。ザブはロードになるとふぬけてしまうのか、今年もDNF。来季ルームメイトにでもなった際には、ミラーの爪の垢でも飲ませてもらいなさい。

くまたろうさんのところ:デイヴィッド・ミラー英国TTチャンピオンになる

+ディスカバリーの監督、去年はエキモフでしたが、今年はロレンゾ・ラパージュ監督。
The Paceline:US Pro Road: Levi is King!

CNサムネイルギャラリー

ポディウム

+結果:トップ10
1. Levi Leipheimer, Discovery Channel, 177km in 4:22:19
2. George Hincapie, Discovery Channel, at 1:11
3. Neil Shirley, Jittery Joe's, at 1:14
4. Freddie Rodriguez, Predictor-Lotto, at 1:18
5. Danny Pate, Slipstream-Chipotle, at 1:29
6. Shawn Milne, Health Net-Maxxis, at 1:56
7. Kirk O'Bee, Health Net-Maxxis, at 2:00
8. Bobby Julich, CSC, same time
9. Christopher Jones, Nerac, s.t.
10. Burke Swindlehurst, Toyota United, at 2:04

USPROチャンピオンシップ・ロードレース

その前に...先日のITTですが、ザブは無線をつけなかったそうです。中間地点で後続車のリッチさんが「ペイトとは15秒差」と言ったのを1分15秒と勘違いしたことが後半での減速につながり、ゴール直前では「あと2秒でゴールしないと優勝は無理」という声が聞こえ、無我夢中でスプリントしたとか。次回はちゃんとつけようね。

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観戦メモ:

今年のコースは177km。グリーンヴィルのダウンタウンを通過する周回ルート(3回)、パリス・マウンテンを含む周回ルート(4回)、再びダウンタウンルート(3回)の三部構成。

+帰宅後、コンピューターの前にたどり着いた時点では残りあと109km。パリス・マウンテンルートの三周目。
逃げ3人組(Jackson Stewart (BMC), Pat McCarty (Slipstream), Doug Ollerenshaw (HealthNet presented by Maxxis))と、ディスカバリー(ヒンカピー、ライプハイマー)が猛烈に先頭を引く姿が映っておりました。あと、追走集団(Tyler Wren (Colavita Sutter Home), Joshua Thorton (Kodakgallery), Johnny Sundt (Kelly Benefit Strategies / Medifast)のうち、コダックギャラリーの選手がつかまる瞬間もチラッと。

+ディスカバリーはヒンカピー、ライプハイマー、クルーズの3人だけかと思いましたが、 ブラッド・ホワイト(マルコポーロ)とジョン・デヴァインも出場していたのですね。

+残り100km。追走集団は完全に吸収されてしまったようで、先頭との差は約二分。

+ディスカバリーに話しかけるザブがチラッと映る。

+レース中の映像も悪くないです。cycling.tvなら256kbps程度。

+実況はやはりDave "Hurricane of Pain(笑)" Towle氏。解説はネイサン・オニール。ソールレイジンがちょこっとゲスト出演。BGMは「マトリックス」のバトルシーンの音楽だと思いますが、音量が高すぎて耳障り...。

+残り90km。新たな追走集団が形成される。(Daniel Ramsay (Successfulliving.com), Tyler Wren (Colavita Sutter Home), Wil Frischkorn (Slipstream), Ian MacGregor (Slipstream), Roman Kilum (Health Net))

+残り85km。バッファ処理がかかったまま、元に戻りません。リフレッシュしたら映像が完全に無くなってしまいました。

+おお、Adobe Tour Trackerでも見れることが判明。こちらは問題なくロードできました。音楽の音量も低く設定されていて非常に助かります。

+追走集団とプロトンの差は1分ちょっと。おや、小柄なディスカバリーが山道を駆け上がってる、とおもったらクリス・ボールドウィンを連れたライプハイマーでした!

+Towle氏によると、今日のレース(110マイル)で選手達が消費するカロリーは、ブリトーに換算すると5ポンド分。Chipotleのブリトーってどのくらいの重さなのかしら。

+ジャクソン・スチュアートがの姿が先頭から消えてしまいました...と思いきや、BMCジャージーがライプハイマーとボールドウィンと一緒に映っているので、ここまで下がってきたようです。ボールドウィンとライプハイマーはいつのまにか追走集団を抜いていたのですね。

+ライプハイマーの集団が先頭集団をキャッチ。

映画(「Becoming Jane」)を見に行く約束をしまったのでこれまで。結果は後ほど。