7/23/2008

2008 TdF Stage 16

集団から遅れをとると何が困るかというと、カメラにも映らないのでタイム差が全く分からないことですよ。結局トップのタイム差が2分半広がってしまったわけですが、Col de la Bonnette-Restefondの頂点ではたった35秒しか遅れていなかったとか。映像があれば、あんなにハラハラしなかったのになあ。

で、タイム差は下降中のクラッシュのせい。幸い、バーロワールドのオーガスティンのようにはなりませんでしたが、落車のせいでリズムが崩れ、下降だけで二分もロスタイムに。ゲスト出演中のブリュイネール監督に「総合トップのなかで、下降が一番旨いのはヴァンデヴェルデ」とも言われていただけに、なんとも皮肉な。ああ、悔しい。

でも登りでの遅れを最小限に抑えていたということは、コンディションが崩れたわけではないということなので、まだ望みは捨てませんよ。アルプ・デュエズでもとにかくライバルについていくという戦略だったようですが、もう少しアグレッシブな走りを強いられるかも?

=========
前の選手との距離が開き始めた頃の映像がチラッと映ったころから、「クリスチャンはどこーーーーー!?」とかなり動転していたため、肝心のステージ優勝・総合バトルは上の空。エヴァンスよりもメンショフの方が登りの調子は良さそうだけれど、下降はメンショフの方が苦手。ジョージ&ポポは残念ながらデッセルに追いつけず。今年もS・サンチェスの下りはあまり放送してもらえず。「自分だったら先頭グループにあんな余裕は与えない。そしてチームを前に送りこむのではなくて、まとまったままでアタックさせる」とブリュイネール監督に批判されていたCSCがそのチーム力を見せ付けていた...というようなことをボーッとした頭でどうにか理解できたような。

ステージ優勝はデッセルかあ。すごく意外。

0 件のコメント: