6/17/2006

ヒンカピーファンはグーグルで...

さすが番組制作はお茶の子さいさいのディスカバリー、Race2Replaceのwebisodeがどんどん更新されます。見る側もなかなか追いつきませんのです。

個人的見所:

~ジョージのおうち、その2~
前回はスペインのアパート。こちらはサウスキャロライナ州グリーンビル市にある本拠地。約4500平方フィートの二階建てで、映画スクリーンのあるメディアルーム付きのゴージャスなお宅です。私のモニターのせいかもしれませんが、どの部屋もドヨーンと暗い感じがします。スペインのアパートでは、ジュリアちゃんのためにホットピンクのIKEAのランプを購入されていたメラニーさんですが、こちらの子供部屋は落ち着いたアーストーン。ジョージが自分のクローゼットの洋服を見せてくれますが、なんと自転車用の服は全部ガレージにあると苦笑いしていました。「あっちがグリーンビルのダウンタウン」と指差した方向には、やや高めのビルが三つ…。ほんとに小さな街なのね。

ところで、動画クリップを見た後で、「市名はグリーンビルで良かったのよね」とグーグルで確認してみたら、なんとジョージの住所がでてきちゃいましたよ。ご丁寧にグーグル・マップのリンクもありました。いや、別に押しかけていくことはないと思うのですが…。(<思うって確かじゃないのか…。)私の住所でさえ出てこないのに(旦那の名前では古い住所がでてきました)、まったく無防備な。


~ダニエルソン、The Great White Hope~
「僕の記事だけでなくて、Durango(出身地)に関する記事と、参加したファンドレイザーの記事も丸々あって、雑誌一冊僕についてさ。」と喜ぶダニエルソン。いずれはランス、ウルリッヒのようにタブロイド誌に追いかけられるような選手になるのでしょうか。

去年はランスのおかげでさほど気にならなかったプレッシャーを、今年のTdGでは一人で背負うことに。ダニエルソン、いかにプレッシャーに耐え、力を発揮できるか。チームカーに同乗したランスを交えて談笑:

TD:「何しゃべってんのさ」
LA:「お前が力を充分に出しきれるのかを議論してんのさ。」
TD:「それにはどう答えていいのか分かんないな。」
LA:「Great White HopeからGreat White Hypeにニックネーム変えちまうぞ。それでもいいのかよ。」
TD:「ちょっと待ってくれよ。あと2、3レースはチャンスくれよ。」
JB:「2、3レースなんて言ってる余裕はない。明日にでも始めてもらわないと。マニャーナだよ。マニャーナ。」
LA:「明日って意味だよ。」
TD:「心配しなくても大丈夫だよ。もう始めてるからさ。言葉じゃなくって、こいつら(と太腿を指差す)に答えてもらうさ。」
TD:「(攻めまくられた挙句、ランスに)ピープル誌にのってたあの娘、誰だよ。」
LA:「うるせー#@$*&。おめーはちゃんと仕事しろ。」

ブリュネイル監督曰く、「ダニエルソンとランスを比較するのは大きな間違い。次のランスとなる選手は、今、ディスカバリーにも、他のチームにも存在しない。次のアームストロングを目指すのではなく、トム・ダニエルソンとしてのベストを尽くすべき。」


~TdGブラスタウンでのガチンコ勝負~
お腹の調子が悪かったらしいマッカートニー君(なぜかこの人だけ君付け)。「ひどくってさー」と用を足したり、薬を貰いながらも走る。

エキモフ、下ネタジョークをカメラに撮られ「おっと!」。

ランディスがアタックしたとのレポートが入る。常にクールなブリュネイル監督が「すぐ追いかけろ」と指示を出すと、マッカートニー君が前にでる。お陰でランディスはペロトンに封じ込められたまま。

ブラスタウン最後の地区ではランディス、ダニエルソン、ポポの三人が残る。ダニエルソンに「ヘロヘロよ~」の演技を要求する監督。最後1kmでアタックさせるため、それまではランディスのペースに合わせろ!後ろにつけろ!と何度もダニエルソンに呼びかけるが、彼はどうしても先に出てしまうようで、どんどんイライラ度が増している様子。結局最後一キロでもランディスを振り切ることはできず、ステージ優勝はできたものの、TTでダニエルソンとの差を広めたランディスから総合優勝は奪い取ることができず、がっかり。


~偉大なるヨハン~
• 奥様と一人娘の写真をコンピューターに入れて持ち歩いている。
• テレビはリモコンで常にチャンネルを替えて観る。リモコン無しでは観れない。
• お父さんを亡くした3週間後にツールでステージ優勝をしている。
• 自分の家族を持つようになり、大きな変化があった。娘が自分の荷造り中のスーツケースの中に座っていたりするところを見ると、遠征にいくのが辛い。それでも今は監督業に無我夢中だ。情熱が無くなってしまえば辞めるだろう。自転車選手をやめて、再び自転車選手になりたいと思ったり、後悔したことはない(といいつつも遠い目をする監督)。

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