7/28/2006

Bサンプルの結果はまだ、と分かっていても...

...どうしても追ってしまうんですね、ニュース。でもクリラジでオルベアについて話していたエピソードを見つけたので、ちょっと現実逃避。オルベアは他のヨーロッパ自転車メーカーに比べるとちょっと庶民的で(<ふむふむ)、コストパーフォーマンスもよくて(<よしよし)、坂では後ろから押してもらっているような、伸びのある乗り心地だとか(<でもうちの周りは真っ平ら。州全体を見回しても最高地点で105m)。最高級モデルでなくとも、乗り心地はいいのですか?まあ、半分は見た目が好きで選んでいるので(オレンジ!)別にいいのですが。 まだ試乗してないし。

で現実に戻る...と。

*ランディスは第17ステージと同レベルの数値をトレーニングライドでも記録しているという記事。確かにワット数や仕事量などはほぼ同じ。でもテストステロンパッチを使用していたとしたら、回復力が高まるだけで、走りに影響はでないんですよね。

*Larry King Live出演に関する記事。3分ほどの動画あり。

Larry Kingはインタビューアーとしてあまりにもソフトすぎて、正直イライラさせられるのですが、新しい情報欲しさに見ちゃいました。出演者に優しいからこそ、ランディスやランスがLKを選ぶのだろうと、大して期待してはいなかったのですが…イライラしただけでしたw。

ランスもポートランドから電話で登場。*緊張しているランディスとは対照的な、テレビ出演に慣れた自然な口調。自分の検査で問題となったラボだけに、同じラボでアメリカ人選手に対する疑惑が持ち上がることには、少し疑問を感じているらしいです。自分はランディスを信じていると断言。

*Free Floydブログでは、IRMS法という分析方法の存在を知りました。サンプルに存在するテストステロンの内因性・外因性を検証することのできる信頼性の高い分析法らしいのですが、通常のT/Eテストに比べると費用が高く(100ドル対700ドル)、あまり使われないらしいのです。また、通常はAサンプルはT/Eテストのみ、BサンプルにはIRMS法が用いられるそうですが、IRMS法が外因性だと確定すれば、お先は…。

IRMS法はまだ採用されていないという記事

一方、IRMS法が採用されたというL’Equipeの報道を引用した記事


*WADAのドーピング禁止規定(和訳版)


興味深い部分のみ抜粋:

WADAのドーピング禁止規定によると、T/E比が「正常な内因性物質とは判断できないとき、検体には禁止物質が含まれているとみなされる。ただし…比率が生理的あるいは病的状態で生じたことを競技者が立証した場合、検体に禁止物質が含まれていたとはみなされない。」

ランディスは生理的に生じたことを立証すると。(<ってもう、Bサンプルはクロ確定って態度じゃないですか。まあ、準備に越したことはありませんがね。)

「なおいかなる場合においても、信頼性の高い分析方法(炭素同位体比質量分析: IRMS法など)によってその禁止物質の由来が外因性であることが証明されれば、検体には禁止物質が含まれていたとみなされ、分析結果は違反が疑われるものとして報告される。この場合、再調査の必要はない。 」

もしIRSM法でも「外因性由来が証明できなかった場合でも、例えば標準のステロイドプロファイルと比較して禁止物質を使用した形跡が濃厚であると判断されれば、当該アンチ・ドーピング機関は過去の検査履歴を調査する。あるいは、追加検査を実施して、その異常値が生理的あるいは病的状態で生じたものか、外因性由来の禁止物質によるものであるかを明らかにする。」IRSM法が外因性を証明しなかった場合でも、まだクロ扱いというわけですね。そして過去の検査履歴(最低3回以上)を調査、または追加検査(3ヶ月以内に最低3回の抜き打ち検査)が行なわれると。それで証明できなければシロと見なされるんですか?


*木曜日にアイオワ州で行なわれたRAGBRAIチャリティーライドに参加したようです。ココナッツクリームパイ食べて、ビール飲み干して、コースの一部は乗らずに…って、グレッグ・レモン体型まっしぐら?あとアイオワに家を買いたいとか言ってたそうです。(<すっかり政治家)そしたらディスカバリーのジェイソン・マッカートニー君とお隣さん?記事はこちら

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