7/09/2006

DZインタビューと日記、その1

Bicycling.comに載っていたインタビューと日記を一部抜粋:

ツール前のインタビュー

バッソの退場について:「リーダーを失ったことは最低だけど、僕ができることはなにもないから、憂鬱になっているわけでもない。」

自転車に乗っている姿が「クールだ」とデイヴィッド・ミラーに褒められたことについて:「乗ってるときはクールな気分さ。Xウィングファイターを操縦しているような感じかな。」(<スターウォーズおたく)

見た目がクールであることは大切か?:「TTでは速く行くことが大切だけど、見た目もクールなら言うことはないかな。」

自分が速く走っているということをどこで感じるか:「ただ分かるんだ。脚がどれだけ速くスピンしているかとか、回しているギアの重さとか。あとは、風が顔に当たる感覚とか、自転車の音とか。特にディスクウィールが高回転しているときはブンブン音がするんだ。最高さ。」


プロローグ後のインタビュー

ハスホフト、ヒンカピーに続き、3位に入ったことについて:「優勝を狙ってたけど、駄目だったね。それが人生ってものさ。世界の終わりじゃない。中間地点では首位に並んでたことを教えてもらったから最後は飛ばしたけど、力不足だったね。」

今後の課題:「コーナーをもっと攻めることかな。でも今年はコーナーリングの練習も積んできたし、上達したはず。そうでなければ20位だったかもしれない。脚の調子が100%なら誰にも負けない自身があるんだけど、今日はその感覚がなかった。最終的にはたった4秒の差だったから、たいしたことではないさ。それに、4秒で負けた方が、0.07秒差で負けるよりはずっとましさ。

今晩はよく眠れるか?と訪ねられ:「タイムトライアルで4秒は結構長いけど、ジョージみたいなタイムは、自転車を投げれば勝てたような差だから、こうしたことの方が眠れない原因になるはずだよ、きっと。」(実際、ジョージは第一ステージのインタビューで、「昨夜は眠れなかった」と答えています。)


第一ステージインタビュー

ツール第一日はどうだった?:「暑い一日だった。おかげで頭痛になったよ。いやそのせいかは分からないけど、頭痛にはなった。スペインの方が暑いんだけど、水分は補給はこっちの方が大変だ。慣れるまでにはあと数日かかると思う。あと、フランスのサッカーファンがうるさくて昨夜はなかなか眠れなかったよ。」(結局眠れなかったのですね。)

今日の景色を眺めることはできたか?:「いや、ツールでは集中していないと何が起こるかわからないから、レースだけに集中することにしている。周りでは色んなことが起こってるし、音だって、オートバイ、ヘリコプター、ファンからのノイズも凄いものだよ。…途中で、ロビー・マキュアンと話し始めたんだけど、彼がティナ・ターナーの「タイニー・ダンサー」を歌ってくれた。今朝、バスの中でかかって歌で、どうしても頭をはなれないんだってね。歌は、自転車で走りながらのわりには結構旨かったよ。点数をつけるんなら4.5ってとこかな。だけど、スプリンターという本職は辞めない方がいいかな。今日の会話はそれだけ。あとは集中することに戻ってた。」

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