7/09/2006

DZの日記、その3

Bicycling.comの日記の続きです。やっと追いついた。

第六ステージ

「今日のペースはこれまでで一番速かった。皆、疲労が溜まっていて、スプリント選手のチームも引っ張るのに辟易している。最初の段階ではボーネンが他のスプリントチームの支援を頼んだんだけど、誰も応じなくて、ちょっとしたいざこざになった。誰も引っ張らないのを見たトム自身が逃げに入ったんだ。

そこでちょっとクレージーになった。誰もどうしていいのか分からなくて、1分半のギャップが直ぐに開いてしまった。CSCは逃げに入っていなかったから、引くことになった。それでもあまりハードなステージではなくて、集団のなかでちょっと休むこともできた。明日はTTだからよかったよ。皆が「DZはいつその走りっぷりを見せ付けてくれんのさ」って尋ねてくる。Jay-Zの歌にあるけど、「First they love me then they hate me. (最初は皆に愛されるけど、その後は嫌われる)」ってとこかな。いや、それは冗談だけど、多くの人が僕がどう走るのかに関心を示していることは確かだ。

今、コースを自動車で下見しているけど、結構コースは気に入ってる。あまり難しそうな箇所はない。ギアは54x11をつけるつもり。コースはループ状だから、風は全ての方向から来るはずだ。個人的に注目しているのはフロイドとジョージ。あと可能性のあるのはボビーとリーヴァイ。それからDZも…かな。」 (と自信たっぷりだったのですが...)


第7ステージ

「今回のTTはキャリアの中でも一番難しいコースだったかもしれない。惨敗だ。全体的には興味深い日だった。こんな結果は僕一人じゃなかった。最初はペースが速すぎた。速すぎると分かっていながらも、アドレナリンが暴れまくってどうにもならなかった。平坦な部分は一つもなく、平坦のように見える上り坂と下り坂ばかりだった。あまりにも苦しくて、それだけしか考えられなかった。あと、自分のリズムを見つけるのにも苦労した。やっと見つけたと思ったら、ペースを上げすぎて、また下げなければいけなかった。まるでヨーヨーのようだったよ。

僕を含め、多くの選手がレース前にTTコースの下見をすることができなかった。その影響は、大物選手も苦しんでいたことにもでているよ。ライプフェマーは6分以上遅れたからね。彼はセリーヌ・ディオンでも聴いていたんじゃないかな。でもフロイドはきっとキッド・ロックを聞いてたんだろうな。(ランディスは自転車で下見にいったようです。その成果は明らか??)さて、これからどうするか?それは僕にも分からない。」

0 件のコメント: