9/04/2006

イタリアの職人さんが...

オルベアだ~、わ~い、と喜んで眺めていたBicycling誌。同ページで隣に載っていたのが、ペゴレッティのデュエンデという自転車。スティールバイクが5,200ドルうう???と頭がクラクラしましたが、フレームが細めでジオメトリーもクラシック、しかしグラフィックが黒いバックに細かい青、紫、黄土色のブロック状の模様の入っているのが素敵じゃないの、と軽い気持ちで調べ始めたところ、

うっひゃ~~~~~!!!可愛いいーーーー!!!と心を鷲掴みにされてしまいました。

ダリオ・ペゴレッティとそのアシスタント二人がイタリアの工房で手作りするフレームは年産600-800本。スティールを好み、1970-80年代のフレーム作り技術を極めた、工芸品と呼ぶにふさわしいフレームばかりです。(本社のサイトが未だに2002年版というところも、イタリアの小工房っぽいです。)

こんなラグもあるのかあ、とうっとり見とれてしまうルイジノモデル。>>>
(写真:Japan Designより)

一番魅了されたのがそのモダンな塗装です。最近の自転車はどれもメーカー名が大きく入っているものが主流ですが、こちらはインディーバンドのアルバムジャケットにインスパイアされたようなデザイン性の高いフレームとなっています。(ちょっとスウォッチみたい。)

本家のサイトでは情報入手が難しかったので、ディーラーサイトを模索いたしました:
* Gita Bikeのペゴレッティショップ。いきなりダリオさん登場。職人だあ...。全米のディーラー検索ができます。
* Competitive Cyclistでは2006年モデルがご覧いただけます。
* カスタム・フレームセット注文用の模様一覧
頭が転げ落ちているピンクのWhy Notというデザインが可愛い。Jaco、Jacksonも。
* あ!シカゴにも扱ってるディーラーが。今度帰省する際には、見てきます。

もう一つ驚いたのは、日本人デザイナーの安田マサテルさんという方が一部のデザインを手掛けておられること。同氏は木製自転車も作られています。ペゴレッティ以外にも、Zullo、San Patrignano、Casatiなどのフレームメーカーにも関与されているよう。だから感性が合うのかも。

それにしても高嶺の花だわ。自分がもっとふさわしいライダーになったら迎えにいくから、待っててね。ダリオさん、長生きしてください。
オルベアにしてもペレゴッティにしても見た目重視しすぎで少し反省。でもこちらは5000ドルもするんだからねえ、乗り心地が悪いってことは無い...と思うのですが。

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