2/04/2007

ザブリスキー宅訪問

写真だけ見るとザブ、完全に脇役と化してます。奥様まぶしすぎ。誰のインタビューだろこれw。

+お宅はソルト・レイク・シティの丘の上、海抜高5100フィート(約1500m)にあり、奥様のランディさんが育った家。ユタ大学で音楽理論と作曲を教えていた父親がUCLAに転勤して以来、空き家となっていたが、ザブリスキー夫婦が2005年に購入。完全に改造した。フローリングはポスタルのサブスポンサーでもあったBerry Floorから購入。半分は無料、残りの半分は卸価格の半額で譲って貰った。(<おちょくられているのかも、と自信なさげな聞き手。)

+二階はリビングルーム、キッチン、マスターベッドルーム、ゲストルーム。一階はいくつかの空き部屋とガレージ。ガレージにはブルーの2006年型Scion xB(トヨタ)と自転車。近所には速度制限を平気で20マイルオーバーなんてドライバーが多いので、ロードよりもマンテンバイクを乗ることが多い。現在3台所有。ランディさんもロードを持っているが、あまりのらないのだそう。

+一階の空き部屋の一つはミニホームジム・自転車部屋となっている。コンピュータートレーナーとフラットスクリーンテレビが置いてあり、クローゼットには、今まで着たジャージーがずらりと掛けられており、10年以上もさかのぼるトレーニングダイアリーも保管されている。引き出しはきっちりと整理されているだけでなく、「アームウォーマー」「靴下」などラベルも。手前の空き部屋の窓際には、トロフィーやクレディ・リヨネのライオンが置いてある。この手前の部屋は、去年のUSPROチャンピオンシップ中、寝泊りさせてもらったヒンカピー邸にあったようなホームシアターにしたいのだそう。「それにはもうすこしボーナスを稼がないとね。」

+家具が少ないのは、ソルト・レイク・シティ、バークレー、そしてジローナなどを転々とする生活が数年間続いていたため。現在もソルトレイクとロサンゼルスを行き来している。一応ルームメイトのはずだが、ジローナのアパートにランディスが来ることはめったにない。「もう彼のBMCを売り払っちゃおうかな」とザブ。

+キッチンの隣のダイニングルームには低酸素テントが出現することもある(その他の家具は無し)。シェリルとランスがしていたように、ベッドルームで一緒にテントで寝てみたが、ランディさんが拒否。(「ディック・パウンドみたいなこと言ってんなよ」とザブ。)代わりに一人で、低酸素マスクをつけたままビデオゲーム(Grand Theft Auto)をしているそう。「ゲームに集中しなくちゃいけなくて、ファイターパイロットになった気分。」

+2006年シーズンの結果には満足している、特に事故がなかったことに。ツールの初完走は良かったけれど、それに完全に体力を奪われた。最後はぼろぼろで、ドイツツアーではエースとして走らせてもらえると思っていたけど、二日目にリタイアしなければならなかった。2006年上旬は怪我からのカムバックに躍起になりすぎていたかもしれない。世界戦での銀メダルでシーズンを締めくくることができたのは良かった。今年はマイナス状態から回復する必要がなかったので、去年のつづきといった感じ。去年のように、あまり早くスタートしすぎるという間違いは繰り返したくないから、カリフォルニアはあまり気にしていない。トレーニングを開始すれば、短期間で調子が整うので、前半にはあまりつめこみたくない。あとは、2008年オリンピックの選択過程にも注目している。

+ランディさんのお父様は2005年下旬に大腸がんの宣告を受け、2006年9月、ザブが世界戦から帰国した翌日に亡くなられた。「ガンに直面したのはこれが初めてだけど、ランスの取り組みに新たな尊敬を覚えた。」ザブも2000年に父親を亡くしている。ちなみに、ランディさんのお母様は裁判官。その影響か、ランディさんはカリフォルニア大学バークレー校で政治学とマスコミ学を専攻。2005年に卒業したばかり。卒業前は、ロースクールか、仕事に就こうと考えていたけれど…

+奥様の勤め先がまだ決まっていないことについて:

ランディ:「スケジュールに柔軟性ができて、旅行ができるようになったので嬉しい。スペインやイタリア、そしてツールにも行くことができて楽しかった。ロースクールやキャリアを始めたいと考えていたけれど、デイヴィッドと一緒にいるのが楽しくてたまらない。スペインやイタリアの観光地でリラックスするのが、よき妻としての勤めなら、それでも構わないわよ。今は彼の世話をするのにかかりっきり。これだって、フルタイムの仕事よ。」

(ザブにそれって、どんな内容の仕事だよ。とつっこまれ)

ランディ:「ボトルを用意したり、練習のサポートとして彼を追走したり、ヘルシーな食事を作ったり、色々よ。」

ザブ:「何言ってんだよ。さっきMTBの掃除してたのは誰だよ。お前じゃないだろ。」

ランディ:「自転車の掃除の仕方とチューブの替え方は教わったの。」

(でも超潔癖症のザブは自分で掃除をしたいのでは?と聞かれ)

ザブ:「やっぱり自分でやるほうがいいね。冗談だよ。仕事なんてしなくていいよ。その間、僕は自転車を乗り続けるからさ。死ぬまで。」(<よくないじゃん)

+低酸素テントを拒否したり、ザブには「もっとプラス思考になるように」促していたり、ポッシュスパイス並みに主導権を握りきっていそうなランディさんであります。それでも喜んで尻の下に敷かれるザブ曰く:「カリフォルニア、ジョージア、ミズーリ、ユタ、そして全国選手権しか走らせてもらえなくなったとしても、全く構わないよ」(<これまた、おちょくられているのかはっきりしなかったらしい。ニールさん、しっかり!)

+本日の疑問。というか憶測。彼はAB型ではないでしょうか。

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おまけ:本当にこんなことやってるんでしょうか。

4 件のコメント:

se7en さんのコメント...

> あとで写真アップします。

まぶしい奥さんに期待してますw

dido さんのコメント...

奥様アップしました。ドゾー。
クリックで大きくなるはずです。

se7en さんのコメント...

おそくなりましたが、ありがとうございます♪

ホントにまぶしいすねw DSC (のファンが) ほしがるわけだw

dido さんのコメント...

わけですよねw。

こんな美女に「アナタ、頑張って♥」とか励まされたら、士気も高まりますよね。国内レースだけでも満足さ、なんて言わせないためにも、「良き妻」としてヨーロッパへ同行していただきたい...なんていうのは、あまりにも勝手なファンの望みですが。