4/18/2007

TdG第三ステージ:観戦メモ

先日のライブ動画は結局一時間以上も遅れていたそうです。「タイムカットに合ったため、今日の動画ストリーミングはありません」というのは冗談で、今日は無事リアルタイムで発信。

==コース==
RomeからChattanooga(テネシー州)まで118.2マイル。今日の登りは3級が二つ、4級が二つ。

==結果==
ディスカバリーのネオプロ、ジアンニ・メールスマンが優勝!メールスマンは総合7:51遅れなので、サウニエルのカニャーダがGCジャージーを獲得。

==展開==
+スタート後30km地点、最初のKOMの手前で13人の大きな逃げが形成。ディスカバリー、サウニエル、ヘルスネット、クイックステップはそれぞれ二人。CSCのヴァンデヴェルデも!逃げの構成要因:Janez Brajkovic (Discovery Channel) , Gianni Meersman (Discovery Channel), Christian Vandevelde (Team CSC), Rubens Bertogliati (Saunier Duval - Prodir), David Canada Gracia (Saunier Duval - Prodir), Ivan Santaromita (Quick Step), Kevin Seeldrayers (Quick Step), Timothy Johnson (Health Net), Jeffry Louder (Health Net), Ciaran Power (Navigators Insurance), Lucas Euser (Team Slipstream), Tyler Wren (Colavita/Sutter Home), Scott Nydam (BMC) 。

+逃げに乗れなかったチームはトヨタ・ユナイテッド、プライオリティ・ヘルス、ティンコフ、ジッタリージョー、ロットなど。

+ヘルスネット(ジェフ・ラウダーとティム・ジョンソン)が最初の三つのKOMを取り、ジャージー獲得。

+プロトンとの差はなんと23分。「途中ゆっくりお昼ごはんを食べていけるくらい」と実況氏。

+逃げを引きまくるヘルスネットのティム・ジョンソン。(←第3ステージ敢闘賞獲得)

+残り14km地点でサウニエルのRubens Bertogliatiが逃げ集団をアタック。クイックステップのKevin Seeldrayersが付いてゆく。最後のKOMをそのまま通過。追走集団と12秒の差をつけ、逃げ集団は三つに分断。第二追走集団の構成要員はクイックステップのIvan Santaromita、ヘルスネットのジョンソン、コラヴィータのタイラー・レン、スリップストリームのユーザー。ナビゲーターズのCiaran Powerはガードレールに激突してリタイア(痛)。

+ゴールまで5kmは平坦コース。結局先頭二人組は捕まり、第三追走集団も合流。

+残り4kmはアタックが続発。ヘルスネットのラウダー、BMCのナイダム、ヴァンデベルデ、サウニエルの選手(カニャーダ?)などがアタック合戦に参加。

+最後メールスマンがアタックし、そのままゴールイン。


==リザルト==
1. CANADA GRACIA David SDV 13.34'21"
2. BERTOGLIATI Rubens SDV 13.34'24" 3"
3. VANDE VELDE Christian CSC 13.34'24" ...
4. BRAJKOVIC Janez DSC 13.34'24" ...
5. LOUDER Jeff HNM 13.34'24" ...
6. SEELDRAEYERS Kevin QSI 13.34'24" ...
7. NYDAM Scott BMC 13.34'44" 23"
8. EUSER Lucas TSL 13.36'43" 2'22"
9. JOHNSON Timothy HNM 13.37'12" 2'51"
10. WREN Tyler COL 13.38'18" 3'57"
11. SANTAROMITA Ivan QSI 13.38'18" ...
12. POWER Ciaran NIC 13.39'44" 5'23"
13. MEERSMAN Gianni DSC 13.40'52" 6'31"
14. CONTRINI Daniele TCS 14.02'08" 27'47"
15. OLLERENSHAW Douglas HNM 14.02'37" 28'16"
16. DAY Ben NIC 14.02'46" 28'25"
17. STEVIC Ivan TUT 14.03'15" 28'54"
18. HAEDO Juan José CSC 14.03'21" 29'00"
19. RODRIGUEZ Fred PRL 14.03'23" 29'02"
20. DIONNE Charles COL 14.03'27" 29'06"
21. LEIPHEIMER Levi DSC 14.03'27" ...
22. DANIELSON Thomas DSC 14.03'27" ...
23. HESJEDAL Ryder HNM 14.03'27" ...
24. ZABRISKIE David CSC 14.03'27" ...
25. HINCAPIE George DSC 14.03'27" ...

==その他雑記==
+メールスマン君って、こんな人:
メールスマン君の公式プロフィール
カピバラさんの記事

+ヘルスネットはラウダーがKOMジャージー獲得、ジョンソンが敢闘賞。スポンサー様大喜び。

+アナウンサーはDavid Towles氏だとどこかに書いてありましたが、一体どなたでしょう。相変わらずプロレス調な上に、ビートのうるさいディスコミュージックがBMGだったりして、せっかくの音声ライブなのに、何度かミュートに。Jeff Louderがアタックしたからって、声量も上げる必要はありませんよ。やはり実況はイングリッシュ・アクセントに限るw。

+明日はTTですねー。今日逃げに入っていたヴァンデヴェルデは結構TTいけそうなので、そちらにも期待です。

+ディスカバリーのエースはダニエルソンのはずが、ブレイコビックでも...というパターンは昨年度のブエルタを髣髴させますが、ダニーちゃん、精神的には大丈夫でしょうか。ブラスタウン・ボールドでの勝負にかけるのですか?

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