6/05/2007

Giro d'Italia ~Stages 20 & 21~

ふ~。ようやく見終わりました。特に応援している選手がいなかったせいか、少し冷めた観戦となりましたが、意外な結果となり、非常に楽しませてもらいました!

どこが面白かったといわれても、多すぎて書ききれませんが、やはりビービー泣きまくっていたペ様がツボにはまりました。また、無線を利用せずに自力でマリアローザを掴んだディルーカにも脱帽です。仮面ライダー軍団(←ゆるコミ編集長、また取り上げていただいてありがとうございます)、万歳!シュレック弟、クネゴ、リッコの「若者」三人組もよかった~。

しかし、一番のハイライトは、殆んどの選手が山頂ゴール直後にふらつきながら金網にしがみつき喘いでいた第10ステージかもしれません。なんだか、クリーンな戦いを象徴する場面だったような気がするので...。

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第21ステージを観戦した翌朝、起きる直前に見た夢:

ジロ最終ステージのスプリントがなぜかレース後に写真判定に持ち込まれ、その結果、オンガラートがステージ優勝する、ということになってました。私の潜在意識はペ様の圧勝が面白くないとでも言いたかったのでしょうか。列車も完璧、ペ様も全く他の選手を寄せ付けないあの強さ。自信があるって凄いですね。

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第20ステージメモ

+やっぱりザブのエアロバーがリス乗りポジションに近づいてました。あちらこちらで、「風洞実験はする意味がない。もうこれ以上エアロバーを下げることはできないから」とコメントしていたのですが。ロードバイクのサドル位置も変更、TTポジションも変更...。いったい何がきっかけで?

+アンソニーさんは今年2月、サンディエゴで行なわれたCSC三名(カンチェ、シュレック兄、サストレ)の風洞実験に同行されていたそうです。カンチェはエアロバーを上に傾ければ傾けるほどタイムが下がり、一方、シュレックは下げるほどタイムも縮んだけれども、できるだけ乗りやすいポジションに近づけるため、上げてみたところ、同じような結果がでた。一番興味深かったのは、エアロバーの下を持つくせがあったサストレで、手のポジションをバーの上に置き直すだけで、空気抵抗が減少した。

+その後もインデュラインはそんなに体が前方には傾いていなかったとか、クリス・ボードマンは「バーの位置は全く関係ない」と言い切っていたとか、TTポジションで話に花が咲きまくり。

+雨降ってなければ、DZがステージ優勝してたかも?と思うのがファン心理ですが、ブライアンさんは、「雨でそれほど差がつくことはない」ときっぱり。「サヴォルデッリは意気込みが違った」とも。はあ、そうですか。

+ザブのCNインタビュー:「僕は神様ではないから。誰も天気を変えることはできない。運がいいこともあれば、悪いこともあるさ」と落ち着いた様子。ステージ優勝はできなかったものの、ジロの出来には満足しているそうで、「アンディの成績はチーム全体にとって良い経験となった」とコメント。ツールに関しては、「もちろん走りたいけれど、判断を下すのは僕ではないからね。」

+サヴォのシャンパンシャワーは、もう少しポディウム慣れしたころでないと見れないのかしら。

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もう来週はドーフィネですね。いよいよツールシーズン突入ですよ。

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