9/12/2007

Tour of Missouri: Stage 2

二日目にして既に総合優勝決定...っぽいです(笑)。

プロトンはヒンカピーを含む12人の逃げを容認。ディスカバリーがにらみを効かせていたのかは今のところはっきりしませんが、ゴール時の集団との差は14分。

やはり「11年間ありがとう」ツアーでしたね。

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タイム差29分の大逃げのお陰でブライコビックが総合優勝に輝いたジョージアを彷彿させる展開。ミズーリでは逃げとプロトンの差が縮まらず、中間の交通整理や警備体制に不安を抱いた主催側が、レース中に「もっと追走できないものか」とリーダージャージーを着ていたトヨタ・ユナイテッドを始め、幾つかのチームディレクターに呼びかけたようですが、チーム側は選手の不調などを訴え、結局総合争いはディスカバリーの戦略通りに...。

第3ステージのTTに焦点を当てていた選手は残念ながら不意打ちを喰らってしまいましたね。

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総合ランキング:
1 George Hincapie (USA) Discovery 7.40.50
2 Dominique Rollin (Can) KodakGallery 0.04
3 Frank Pipp (USA) Health Net 0.07
4 Valeriy Kobzarenko (Ukr) Navigators 0.10
5 Stefan Parinussa (Ger) Team Sparkasse 0.11
6 Andrew Guptill (USA) Colavita 0.13
7 Michael Friedman (USA) Team Slipstream
8 David Canada (Spa) Prodir-Saunier Duval
9 Andrew Randell (Can) Symmetrics
10 Matthew Rice (Aus) Jelly Belly 0.52
11 William Frischkorn (USA) Team Slipstream
12 Jonathan Garcia (USA) BMC 2.30

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動画の宝庫:VeloNews TV

レース開始前の記者会見後インタビュー

ライプハイマー:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1535
「疲労が溜まっていて、出来るだけの努力はしているけれど、決してピークではない。この時期になると、いい日もあれば、悪い日もある。一日くらいなら、いい結果を出せるかも。契約交渉はとにかく早く終わらせたい。今週末までには決定するはずだけど、それを公開できるかは別の話。」

ヒンカピー:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1534
「ラインアップには力が入っているけれど、全員がトップコンディションだとは限らないからね。調子のいいのは、僕とリーヴァイくらいかな。今年はクラシックに参加できなかった分、世界戦に焦点を当ててきたから、フォームはいいよ。チャンスがあれば、ここでも優勝を狙いたいと思っている。平坦コースだから楽だと思われているけれど、風が強かったり、細かいアップダウンが多いので、コントロールしにくいコース。まるでベルギーのようで、個人的には気に入っているけれど。」

オニール:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1533
第3、4、5ステージの下見にするほど気合が入っていたよう。TTが要になると睨んでいた一人(涙)。

ダニー・ペイト:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1532
TTに勝負をかけるといっていた人がここにも。「でも何がわかるかわからないし、アップダウンが多くてコントロールが難しそう」とジョージと同じ意見。さらには、「ジョージアのように、マークされていなかったディスカバリーの選手が15人のグループで逃げをかまして、誰も引かずに5、6分の差が開くなんてことも考えられるけどね...」なんて先見力バッチリ。


第一ステージ、レース前

ドミンゲス:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1546
「ライバルはサウニエルのパグリアリーニとヘルスネットのメンジース。チームは皆怪我をしていて、100%とはいえないけれど、最善を尽くすよ。」(とかいっておいて、見事区間優勝)

オニール:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1547

パグリアリーニ:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1549
「今、凄く調子がいい。娘が生まれたばかりで、人生ばら色。でも30時間の移動にはこたえた。エネコツアーでマキュアンを抑えて勝利できたのは....とてもいい経験となったよ。ここでライバル視しているのはドミンゲス」(お互い目をつけていたのですね)

ジェレミー・パワーズ(Jelly Belly):http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1537
私服かと思ったら、帽子もスウェッツもチームロゴが付いていました。チームは6人しか連れてきておらず、主にアグレッシブな逃げを狙う。チャンスがあれば山岳賞も。優勝はライプハイマーと予想。


第2ステージ前

ヒンカピー:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1557

イヴァン・ステヴィッチ:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1559
もう既に膝の怪我のおかげでリタイアしてしまいましたが。アルカンシエルを着ているのは、7月に南アフリカで行なわれたUCI B Road World Championshipsでの勝利の証。

ブラッド・ハフ(Slipstreamのスプリンター):http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1551

フィル・ザイチェック(Navigators):http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1554
私も昨日までそうでしたが、リーヴァイが第三ステージのTTを制し、そのまま総合優勝も...という展開を予想していたようです。

ドミンゲス、第一ステージ優勝:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1540

ジェームス・ミードリー:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1541
第一ステージでテディベアジャージーをもらった子ですね。口を開いたらオージーだったのでビックリしました。

ティム・ジョンソン:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1543
「第一ステージの逃げに入っていた人。ディスカバリーが誰かを逃がして、その後全く引かなくなり、タイム差が開き過ぎてゲームオーバー、というのを懸念していたけれど、幸いそうはならなかったね。」
いやいや、安心するのは早すぎましたよ...。


第2ステージ後

マイク・フリードマン(Slipstream):http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1561
「二人逃げに入っていたのはうちだけで、Will Frishkornにボトルを運んでもらったりしたけれど、ダメだったね。残念だ。」

BMCのGavin Chilcott監督より発表事項:http://www.velonews.com/vntv/?Art_ID=1555
来季はコンチネンタルからプロコンへとステップアップし、活動規模をヨーロッパにも拡張。BMCの本拠地であるスイスにもチーム拠点を設ける。さらに、元フォナックのジョン・レラング監督を向かえ、選手やスポンサーにとってクリーンで優れた環境を提供できるチームとして、長期的な活動を目標としている。ツールへの出場も当然目指している。トニー・クルーズの移籍先でもあります。

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