クラッシュの原因:
その日は実は二回クラッシュしていたそうで、最初はミラーのケージから落ちたボトルから漏れていた水に滑ってすってんてん。二回目は「何が起きたのか良く分からなかったけれど、既に落車していた奴らに激突して、空中1回転。呼吸が難しかったのと激痛ですぐさま何かがおかしいと感じた。痛みはいままでの事故のなかでも一番ひどいんじゃないかな。」
帰宅までの長い道のり:
現状:
脊椎骨のほうはほぼ安定状態で、火曜日(20日)に精密検査を受ける予定。腰が曲がらない人と、妊婦歩きをしている人で、5月22日の予定日に向けて待機中。
今後のレース:
とにかく治癒させることが重要。その後は4週間もトレーニングを積めば、ツール出場も可能。レース中にフォームを整えればいい。
一番残念なのはジロのITTでオリンピック出場権を獲得できなかったこと。パリでやむを得ず一泊した際、ホテルのロビーで隣にいた女性のTシャツに「Beijing 2008」と書いてあるのに気が付き、「果たして五輪出場できるだろうか」と思わず涙を浮かべた上、部屋に入ったとたんに耐え切れなくなり、少し取り乱してしまったとか。次のチャンスはツールのタイムトライアルです。
本人曰く:
「派手にスタートして、痛みで終わるのが、自己流だからね。たいしたことないさ」
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