7/21/2008

2008 TdF Stage 15

今年も一つ歳をとりました。この誕生日のタイミング、私はツール観戦をする運命(ホシ)のもとに生まれてきたに違いありません(←ってそうならとっくの昔に現地観戦してるよ)。

でも、ガーミンは活躍したし、ヴァンデヴェルデも遅れなかった。最高のプレゼントだわー。ツルツルのロンポワンでガーミンの7人中6人がクラッシュしたときはハラハラしましたが、ヴァンデヴェルデは手首にギアのマークが刺青のようについてしまった以外は、たいした怪我もなかったようす。ペレイロのような事故がもうありませんように。

ヴァンデヴェルデの作戦は相変わらずアルプスでは遅れを最低限に抑えて、TTでぶっちぎりの走りを見せるというもの。ポディウムには登れるかもしれないけれど、イエローはそれじゃ取れないような気が...。

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今日逃げに入っていたダニー・ペイトは、イタリアのチームで走ったことはあるものの、ヨーロッパにおけるドーピング状況に嫌気がさして、米国に戻ってきた選手の一人。ヴォータース監督が「彼はU23の世界TTチャンピオンで実力はある。絶対に彼をヨーロッパで成功させてやりたい。」とTIAA-CREF時代からチームの中心的存在として扱ってきた選手。大人しく口下手なのか、インタビューを聞いていてももどかしくなるような人ですが、今日のパフォーマンスは素晴らしかった!今日の放送では「彼は常に疲れたようなフォームで走っているし、『今日は調子がいい』なんて言うところを聞いた事がない」と監督が説明していましたが、今日のステージでは疲れているように見えただけではなく、実際に疲れていたようです。それでもクライマーの二人に喰らいついていったのだから凄い。第三ステージのフリッシュコーン同様、フィニッシュ後は口がきけないほどの後悔と怒りが込みあがってきたそうですが、初ツールですからね。これも経験、経験!

Pezにクリス・カーマイケル著の記事あり。ペイトは「本人が何と言おうと、何が何でもツールに連れて行きたい」選手だったと監督の弁。

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