6/06/2006

おっかねーベルギー人?

図書館でBicycling誌を読みあさりました。6月号にはSaul Raisinのインタビューが。一人暮らしをしたことも無いのに、いきなりヨーロッパへ行ってしまった彼。閉店時間が早かったり、郵便局での長蛇の列など、さすがに生活に慣れるのには少し時間がかかったそうですが、なかでも面白かったのは彼のお国別自転車選手分析:

*フランス人は逃げるチャンスを常に狙ってる。

*スペイン人は無精なやつら。肝心なポイントまでこないと働かない。

*イタリア人はスペイン人と似てるけど、もっと活気がある。口も悪いし、よく怒鳴る。ジェスチャーも激しくて、熱気にあふれてる。

*ベルギー人はでかくて、怒らせるとおっかない。ベルギー人にはあまり近寄らない事。

リハビリに励む彼の写真を見たばかりなので、事故前の元気いっぱいの写真にぐっときました。早くヨーロッパに戻れるといいね。

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「A Very Long Engagement」をDVD鑑賞。1時間以上あるメーキングも。「ここはハリウッドじゃないんだから」とスタッフの誰かがこぼしていましたが、映画製作に費やされる膨大な金額と手間と時間にはいつものことながら圧倒されました。「Lord of the Rings」のメーキングでも、数百体は作らなければいけないというチェーンメール(鎖かたびら)を手作りする細かさに感心しましたが、こちらも負けじと手間やお金がかかっているよう。おまけにハリウッドだったら、CG使っちゃうんじゃないかな、と思うような場面もきちんと撮影。市場のシーンは、大量の茄子やタマネギ、カボチャ、籠に入ったニワトリなどを積み上げたり、飛行船が爆発するシーンは実際にガス入りの風船を爆発させたり、撮影の6ヶ月前から種まきを始めて、亜麻の野原を育てちゃったりと、想像を絶するディテールの多さ。

で、自転車関連の本題ですが、Deleted Scenesの一つに、無人地帯に送り込まれる死刑囚の一人が、隣に立つ兵士に向かって、「この修理パッチのおかげで、俺は1911年のパリ・ルーベを優勝できたんだ。お守りにしてきたものだが、お前にやるよ。」と告げ、バンカーから這い上がってゆく、というシーンがありました。この監督は「アメリー」にもツール・ド・フランスを取り入れているし、もしかして自転車ファン?と思いましたが、きっとフランス人にとっての自転車とはアメリカ人にとっての野球のような存在なのでしょうね。

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tannenbaumさんのカザフスタンとアスタナへの遷都について、非常に勉強になりました。これまでは、ユーラシアとかオセアニアとか、名前の響きがステキという程度の認識しかなかったのですが、こんなにカザフスタン関連の情報を読みあさることになるとは...。スポンサーになることの宣伝効果は偉大だ!と改めて感じたのでありました。
(そういや、レース観戦を始めた頃は大企業ばかりがスポンサーになるものばかりだと勘違いしていたので、ポスタル時代もサブスポンサーなどの存在を知らず、「なんでBerry Floorって書いてあんの?」と夫に尋ねた記憶があります。答えは「そうやって聞く人がいるから。」)

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