7/12/2006

第10ステージ観戦メモ

Tモバがずっと先頭を引いていたので、クレーデンあたりが飛び出してくれるかと思って見ていたのですが、結局タイム差を縮めただけ。オマケに黄色ジャージーに水運びさせてるし。後ろにディスカバリーが固まってきたときもちょっとワクワクしたのですが、逃げとの差は開いたままでしたよ。このステージは山頂ゴールではないので、アタックしても無駄、明日のステージのためにエネルギー節約の日だったようです。プロトンを制御できるだけの力を持つチームがいないため、今年の総合狙いは誰かが一発ドカンといってくれるという形ではなく、徐々にふるいに掛けられるという形で決まって行くのかもしれません。今日ふるいにかけられた人達はライプフェマーとマヨ。ライプフェマーはドーフィネで力を使い果たしてしまったか、それともその後の練習不足が原因か。マヨは、せっかくバスク地方なのに~。明日はきっと大物が動いてくれますよね。

ザベルの山越えぶりに脱帽!最後のベンナーティとのスプリントでは負けてしまったけど、9位ですよ。明日も頑張ってください。

Ag2rはのりにのっていますね。メルカドがいつ飛び出るか、何度も何度も振り返りながら確認していたデッセル。最後はステージ優勝も取れそうな勢いでしたが、最後数キロ働いていなかった人の脚力には負けちゃいますよね。デッセル君の自転車はタイヤの水色にうっとりとしてしまいました。ステージ優勝したメルカド、勝負時のヘルメットのずり落ち加減が息子のかぶり方と一緒なので親近感がありましたよ。三位はエウスカテルのイニーゴ・ランダルーゼ。バスク地方だもんね。マヨの活躍はみれなかったけど、オレンジはここでいいところ見せなきゃ。そういえば、昨夜子供達と観た映画「Princess Bride」には「イニーゴ」というキャラがでてきました。

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見つけた動画:

DZの第8ステージインタビュー(Eurosport)
内容は前言っていたこととさほど変わりませんが、こちらではケスラーについてもちょこっと話しています。「ああ、あいつはずっと後ろで口笛吹きながら着いてきてたよ。そのまま頑張れ~!とかなんか、なぜかアイリッシュアクセントでね(笑)。」


くまたろうさんが「ミラーの表情が硬い」と心配されておりますが、確かにステージ後のインタビューではOLNでも、チラッチラッとサウニエルのバスの方を振り返りながら、ニコリともせずに淡々と答えていました。バスの中からはチームメートの笑う声が漏れたり、インタビューの覗く顔が見えていたのが対照的でした。 こちらは今日のステージ前に「スペインのクライミングが得意なチームだからね。ツールが本場に入るのは今日からさ」と明るく、笑顔を見せている動画です。

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その他画像、ニュースなど:

ここでも新聞を読むミラー。「世の中で何が起こっているのかを知ることは大切だと思う。でもチームメイトとそんなことについて話し合うことはない。ツールではそんなことをしゃべってる暇はないから。」(ル・モンドより

休養日のボーネン(その1)。
休養日のボーネン(その2)。<ウソ

お食事中のバッランさんと「今日は山か~」と浮かない顔のアルカンシェル

ランディスのリス乗り:第7ステージTT前に、UCIからエアロバーの角度を下げろと言われたようです。そういえばいつもは顔が隠れる位に両手が上がっているのですが、今回は顎レベルでしたね。結局このエアロバーは折れてしまったわけなのですが、ポジションの変更と、バイクチェンジが無ければタイムロスは22-23秒に食い止められただろうとランディスの専属コーチ、アラン・リム医師が言っています。

サウニエル・デュヴァルから多額のオファーを受けていたフレイレはラボとの契約を二年更新したそうです。理由は今のチームは居心地がいいからとのこと。そりゃツールでステージ二勝もされたらラボだって手放せませんよね。資金に困らないチームはいいですよね。実績のある選手への待遇は良さそうですし。初めてのお子さんも生まれることだし、フレイレは安心できますね。

第10ステージの変化を総まとめにしたもの。プロトン全体の順位・タイム別の動きが一目で分かるので非常に便利です。今日はマヨの順位-50と言う数字が痛い。ライプフェマーは調子悪かったように見えたのですが、順位は意外によく、+14でした。

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