8/04/2006

86%のフランス人自転車ファンは...

Masayangさんがランディスの件を追っておられるようですが、ランディス側のジェイコブス弁護士がWADAやUCI内部の情報統制の不備を攻撃しており、また、UCI会長もLNDDとレキップの関係を警戒していることなどについて、『「どーしてもアメリカ人をクロにしたい!」という人達(ぶっちゃければ一部のフランス人)がLNDDやUCI内部、それもかなりの上層部にいるのではなかろうか。』と書かれています。

確かにUCI筋によるNYTへのリークに対しても、上層部からの公なお咎めが一切無いことから、こうした行動を黙認するだけでなく、選手達の権利や選手達に対するUCIの義務などを軽視する態度が見受けられるような気がしてなりません。

そこで、rec.bicycle.racingでちょっと前に読んだフランスとアメリカの自転車サイトが実施したランディスに関する世論調査の結果をご紹介:


フランス(velo101.com) :
*Croyez-vous en l'innocence de Floyd Landis?*
oui 9,52%
non 86,45%
sans opinion 4,03%

アメリカ(bicycling.com):
Do you think Floyd Landis intentionally cheated?
Hope not, but truly don't know (38%)
No (53%)
Yes (9%)

パーセンテージしか公開されていないようなので、統計的にどの程度信憑性のあるものかは怪しいところですが、驚くような結果でもありません。つまり、WADAは自転車選手はクロと決めて掛かっている上に、UCIやLNDDには「打倒!アメリカ人」的な態度を持つ人がいたとしても不思議ではない状態。ラリー・キングに出演したランスは、「アンチ・アメリカ的な感情は存在しているとしても、それが原因でフロイドがこの状況に置かれているのだとは思わない。」と言っていましたが、検査を行なうフランス人やそれを行なわせるフランス人にこうした感情が無いとは言い切れないと思われますし、それによって検査結果が左右される可能性も否めないのでは、という感じもします。(<藁にもすがる...と笑い飛ばして下さって結構です。)せめてBサンプルの検査は第三国で行なってはどうだというような提案にも一理あると思います。(あ、でもハミルトンのテストはスイスで行なわれたんでしたっけ。もう一度確認します。)

4 件のコメント:

touchdown さんのコメント...

初めてコメントさせていただきます。

本筋の話は大変興味深くよませていただきました。当方語学不如意のため、あちこちのBLOGの方にお世話になっています。ありがとうございます。

さて、本筋とはまったく関係なく、フォントの具合で「藁=わら」と言う字が「薬=くすり」と言う字に見えたので、文面から言っても !!!! だったので

失礼しました。

dido さんのコメント...

>touchdownさん、
コメント有難うございます。こちらこそ不如意なのですが、エラソーなこと、くだらないことを色々と書き散らしております。こんな文章でも読んでいただけるとは、感謝、感謝!です。

>藁という字が薬という字に見えた...

私も最近薬とかドラッグという言葉、またはそれに近い言葉に敏感なようです。

こんなブログですが、今後も宜しくお願いいたします。

saki さんのコメント...

didoさんこんにちは。いつも楽しく拝見しております。

WADA公式サイトに2004年の検査実績が載っており、なかなか興味深い内容であるので紹介させてください。
http://www.wada-ama.org/rtecontent/document/LABSTATS_2004.pdf
(PDFファイル)
この資料のTableBを見ると、検査を行う研究所によって、サンプルの陽性発見率が異なることがわかります。最高がパリの4.95%、最低が東京の0.3%。10倍以上の差です。

もちろんこれについてはWADAもFAQで言及しています。
http://www.wada-ama.org/rtecontent/document/labstats_QA.pdf
(PDFファイル)
つまり、研究所によって分析するスポーツの種目が異なるし、スポーツごとにレギュレーションも異なるから発見率が違うのもいたしかたなし、ということだそうです。確かに、先の資料のTableC~Eを見ると、種目によって陽性発見率がかなり異なることがわかります(自転車と野球が多いです。。。)。

しかし、そういう見解なのなら、各研究所ごとに各種目別の陽性発見率を出して検証してみてもよいような気がしますが、少なくともこの資料内にはそういった項目は出てきません。

自転車競技に関するサンプル分析実績のみを取り出して、各研究所で陽性発見率を比較したらどういうことになるのでしょうか。。。もし研究所ごとに発見率が大きく異なるなら検査体制を見直すべきだと思いますし、didoさんがおっしゃるように第3国に分析を依頼するシステムも検討してもよいのではと思います。

ランディスについた弁護士さんはかなり切れ者なようですので、この点についてもぜひ追求していただきたいです。

saki さんのコメント...

何度もすいません、sakiです。

先ほどの投稿でURLがきちんと表示されなかったので、リンクを貼りなおします。

WADAの2004年検査実績
(PDFファイル)

検査実績データに関するのFAQ
(PDFファイル)

お目汚し、失礼しました。。。。