9/13/2006

ブエルタ第17ステージメモ

ハングリー精神は健全。昨日のステージでは絶好調だったバルベルデの精神的な攻めに動じる様子もなく、これまたアグレッシブな走りを見せたヴィノクロフがマイヨオロを9秒差でかっさらっていきました。そして若造ダニエルソンがステージ優勝!

と手に汗を握るステージだったのですが、自宅で緊急事態が発生し、最後100メートルしか見れませんでした(涙)。日曜日のダイジェスト版ではこのステージをなるべく多めに編集お願いします、OLN。

ダニエルソンのタイムは現在ヴィノと6分差、3位のサストレとはまだ4分位開いていますが、サストレ、カシェキンあたりがお疲れ気味のようなので、ポディウムを狙えるかも?ブリュネイール監督はブエルタの成績について、「ブライコビックが黄金ジャージーを着れた上に、ステージ優勝も2回している。あとはチーム総合のリードを維持し、個人選手の総合順位を少し上げたいところだが、今後どうなろうと最高の出来だ。非常に満足している」と語られています。

チームメイトのブライコビックは大型バスでゴールイン。序盤で逃げていたラスムッセンはリタイヤ。ラボバンクに誰が残っているか調べてみたところ、ピーター・ウィーニングを含め、まだ6名も残っておりました。ゲロルは3人...。エウスカルテルは今日もサンチェスが目立っていたようですが、マヨはどうだったのよ?とリストの名前を後尾から探してしまった自分に気づき、はっとしました。マヨ、ごめん。今日は先頭から数えたほうが早い42位の10:42遅れでした。

バルベルデは今日もきっと調子は悪くは無かったと思うのですが、チーム力が決め手となったようです。パウリーニョとカシェキンがいいタイミングで逃げに入っていたアスタナとは対象に、ケスデパは追走に脚を使いきってしまったよう。バルベルデには肝心なときに助っ人がおらず、自らカシェキンやマルチャンテなどを連れて追いかける破目に。明日もかなり面白いレース展開となりそうですが、誰が一番回復できるのか?(くれぐれもヘンなものに手を出さないようにお願いしますよ。でもパンと水で走れっていうのも過酷だなあ。)

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おまけ:
CNのテキストライブを書いておられるJeff Jones氏が笑かしてくれます。

* 残り22キロ地点でヴィノがアタックした際のコメント:
Holy fiery Kazakhstanis Batman, that was a massive attack.

* ダニエルソンに追いつこうと狂ったように下降するヴィノについて:
Vino is descending like a demon.... Vino, who is descending like a loony...

* バルベルデの後ろにつき、悠々と走るカシェキンとマルチャンテの様子について:
Valverde leads while Kash and Marchante discuss the price of oil in the Middle East.

Nacoさんの小ネタで紹介されていたプレス世界チャンピオンシップで優勝されたようです。

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