9/24/2006

ブラボー!マックエイド!

masayangさんが忠実に追っておられますが、ランディスの処分取り下げの申し入れがUSADAに却下された模様。で次は上訴ですか。

一方、UCIのマックエイド会長は、具体的なロードレース改善策を提案。

* 学者陣による独立調査を行い、結果的に必要であれば、グランツ-ルを短縮させる可能性も。

* チーム側は自主的な反ドーピング規制に合意。二年以内に選手三名が陽性反応、または異常な血液検査結果を出した場合、チーム全体が4週間の出場停止扱いとなる。また、二年以内に4件の陽性反応・異常結果が生じた場合、プロツアーライセンスは無効となる。

* トップ選手にDNA検査を義務付ける。

* 捕まる前にドーピングを認めた選手には極秘証言が許される。

* ディック・パウンドを辞めさせろ、とも。「サイクリング界はその他のスポーツより努力をしていることをパウンドは熟知しているはずだが、彼はサイクリングを抹殺しようとするばかり。これは許容し難い。」

オリンピック100m走でさえドーピングが問題になったように、ドーピングは距離とは無関係だという意見もあるようです。回復力はステージレースの大きな要素の一つなので、その影響を軽減させたところで、ほかの要素による負担が増加するだけではないか(例えば集団の速度が急増するとか)という気もしないではないのですが。

組織的なドーピングは行なわれていないということを前提に、チームへの負担を増やすという手段。でも24時間見張っていられるわけでもなしに、チームはどうしたらいいのか。

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