9/12/2010

Grand Prix Cycliste de Quebec 2010

北米初のプロツールレースとなったGrand Prix Cycliste de Quebecは壮観なシャトー・フロンテナックを眺めながら12.6キロのコースを15周回する189キロのレース。

もちろんWeight of a Nationこと、ヘシュダールも出場。カナダからはその他にタフトやバリー、そしてナショナルチームが参加。

完走は110人と猛烈な消耗戦が繰り広げられた中、後半はヘシュダールを含む5人の逃げが形成され、一時は逃げ切れそうな様子も。しかし、ヘシュダールの励ましもむなしく、最後の登りで集団に飲み込まれ、お見合い状態になっているところで勝負に出たヴォクレールが優勝をかっさらっていったというあっといわされるエンディングとなりました。

動画:英語Eurosports、最後2周回分。クラッシュから始まりますが、あんよが血まみれホラー状態になってます。

ポディウムを逃したヘシュダール、この一枚では目に涙が溜まっているようにも見えますが、「あんな賭けに出たあとでも4位になれたことには非常に満足している...あの瞬間はちょっと息をつく必要があった。できるだけのことをして、スウェインが追いついてくれたことも、そのまま止まらずに最後までスプリントする動機付けとなった。アタックにはあと数人、合計で6、7人が逃げていれば逃げ切れたかもしれない。4人しかいなかったし、自分で殆ど働かなければいけなかったから、気にしても仕方のないことだと思う。」となんて前向きな発言なんでしょ。この人もいい人だなあ。

明日モントリオールで開催されるレースにも期待大です。

0 件のコメント: